群馬大教授、パワハラで懲戒解雇②
少し前に「群馬大学教授、パワハラで懲戒解雇」というニュースを当ブログでも取り上げたのですが、その記事に関して、新たな発見があったので、また取り上げたいと思います。
私は、このニュースを読んで、群馬大学側が困っている職員のために動いてくれたと思っていたのですが、すでに3人が精神的な病気で休み、2人が退職していたようですね。
私が読んで参考にした「TBS News-i」には、被害にあっていた方が退職したとかは書いていませんでしたし、読むニュースによって、書いてあることがまちまちなので、後から違うニュースを読んで驚きました。
私は、大学側がパワハラ被害が大きくなる前に処理したんだと思っていたのですが、5人も被害を出している訳ですから違ったようですね。
やはり、こういった問題は、被害者が出るまで動かないのでしょうし、動けないでしょうね。
警察が実際に被害が出るまで動かないのと同じように事前に防ぐということは難しいですからね。
それにしてもこの群馬大学では、3人が精神的な病気で休職して、2人が退職ということで、5人も被害にあっている訳ですから、悲しい出来事ですね。
被害にあわれた方は気の毒ですが、負けずに前に進んで欲しいと願います。
私もこのニュースを取り上げた際に細かく調べずに勝手な意見を書いてしまい申し訳ない気持ちでいます。
本当にこういった問題は、難しいですよね。
私も同じ思いをしました
私も会社から色々なことをされてきましたし、社長からのパワハラもたくさん受けました。
結果的に心療内科に通うようになりましたし、辛いものがあるのですが、原因が社長でしたので、会社内には訴えていくところがありませんでした。
私自身がどうにかしないといけないと思いながらもどうして良いかわからずにかなり辛い時期を過ごしました。
今までの人生でも経験したことのない辛さで体重も15kgほど減ってしまいました。
パワハラをされた当時、今、お世話になっている担当の弁護士さんとは違う弁護士さんに相談したのですが、そのときに「まだ、そんな大きな被害も出てないんだから何もアドバイスが出来ない。」と言われましたのを思い出します。
私は、当時、パワハラをされることに不安を感じ、切羽詰まっていたので、弁護士さんに「こんなことをされる可能性があるんだけど、どうしたら良いか?」など、色々な相談をしたのですが、「まだ実際には起きてないんですよね?起きてないのであれば、何も言えません。」と冷たく言われました。
その当時は、不安で仕方なかったので、「どうすれば良いのかわらない」という状況でした。
その状況を打ち破る答えを教えて欲しかったんだと思います。
だから、余計に「どうして理解してもらえないのか?」と憤りを感じることもあったのですが、今から思えば、私の想像の話をされても弁護士さんも答えようがないですよね。
私としては、嫌がらせをされるのを事前に防げればと思ったのですが、私がされる思っている嫌がらせも想像の話だし、実際に私が言っているようなことは起きないのかもしれないのだから、
本当に答えようがないですよね。
こういったことを考えていくと本当に難しい問題だと思いますし、その弁護士さんには失礼なことをしたと思います。
結局は、その後、私が想像していた通りの展開になり、嫌がらせがどんどんエスカレートしていき、余計に状況が悪くなっていきました。
それと同時に私の体調もかなり悪くなっていきました。
それにしても「何をされるかわからないんだから、防ぎようがない。」という弁護士さんの言葉は、まさしくその通りだと思います。
男性教授は、退職願の提出に応じなかった!?
話がそれてしまったので、また群馬大学の話に戻します。
結局、群馬大学は大学院医学系研究科の40代の男性教授を懲戒解雇した訳ですが、懲戒解雇をする前に諭旨解雇で辞めてもらう話をすすめていたようですね。
それなのにこの男性教授が退職願の提出に応じなかったから、懲戒解雇したということなのですが、どうなんでしょう?
しかし、この男性教授も退職願の提出に応じなかったということは、納得してない可能性もありますよね。
群馬大学は、謝罪会見まで行なっていましたが、まだ、この問題は、まだきちんとは終わっていないような気がします。
裁判になる可能性もあるようだ
別の記事には、この懲戒解雇をされた群馬大学の男性教授は、解雇に対して納得していないようで、解雇は不当として提訴する方針であるとのことが記載されています。
男性教授よりの視点で見れば、また違った問題点があるのかもしれません。
しかし、実際に群馬大学内で、どういったことが起きていたのかはわかりませんが、5名の職員のうち、3名が精神的な疾患で休職し、2名が退職している訳ですから、何かしらの出来事はあったんだと思うんですけどねぇ。
今後は、法廷で争われていく可能性が高そうですね。
この件に関しては、法廷で色んなことがわかってくるでしょう。
もう少し待たないといけませんね。
この群馬大学のニュースは、私も気にしているニュースなので、これから先も気にして見ていきたいと思います。
何かわかれば、また報告したいと思います。
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