私が受けたパワハラ、嫌がらせ
厚生労働省は、2012年1月にパワーハラスメントの典型例を以下のように示しました。
- 暴行・傷害(身体的な攻撃)
- 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
- 隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
- 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)
- 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
- 私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)
つまり、「こういった行為はパワハラにあたるのでやめなさい」ということを言っている訳ですが、これらの行為は、ブラック企業ではよくあることだと思います。
無知な経営者が多いのか、いまだにパワハラは無くなりません。
これから、実際に私が会社からされてきたパワハラ、嫌がらせを厚生労働省の例に合わせてご紹介していきます。
会社は、嫌がらせをして、私を精神的においつめて辞めさせたかったようですが、私が辞めなかったからか、行為はどんどんエスカレートしていきました…。
結局、2年間に渡った嫌がらせを受けてきました…。
私にとって一生忘れることのないであろう辛い辛い日々でした。
最後には、会社から調停を申し込まれました。
以下のリンクでは、私の調停での出来事を書いています。
調停の記録
調停での出来事を記録しました。
調停は、初めての経験で精神的に疲れましたが、良い経験になったと思っています。
SECRET: 1
はじめまして。
ブログ拝見しました。
調停での和解、良かったですね。
私もほぼ同じ経緯で退職勧奨を受けていました。
現場から外され、閑職においやられました。最終的には当方からパワハラを抗議したのちに、配置転換と正社員からパートへの降格をその場で言い渡されました。今年、7月のことです。
退職勧奨という名のパワハラを受けていた期間は今年の四月からおおよそ4ヶ月程度ですが、徐々に精神的に不安定になり、睡眠障害とちょっとしたことで動揺してしまい、涙が出て止まらなくなったり、動悸がするようになりました。たまらず、心療内科に行きました。適応障害と診断され、7月末から休職をしています。
会社に組合はありませんので、個人的に労働組合に加入しました。心的負担を鑑みて、交渉は組合に代行していただくことになりました。
交渉内容は、正社員からパートへの降格について、と休職期間の終了後についてです。
私は正直なところ、法廷で争うのは避けたいと思っていたので、労組からの話し合いに会社が応じたという連絡を受けて、ホッとしました。
ただ、やはり自主退社するつもりはありませんので、今後を見守りたいと思います。
私のとても親しい友人が、以前三年の年月をかけて、法廷で闘い、やはり最終的には和解で落着したことがあります。
仲が良かった同僚に欺かれ、ウソをつかれ、精神的にボロボロになりました。人間とは保身のためには
かくも見苦しいものかと、聞いていて私も辛かったです。今から7年ほど前のことです。
けれど??
、、、すいません、ここまで前置きでした。
長いですよね(笑)、すいません。
その後、彼は人生の大逆転劇を絵に描いたような人生を送っています。
これまでの長い長いトンネルを抜け(嫌がらせや退職勧奨、社内のイジメから裁判を経るまで10年かかっています)今本当に生き生きと仕事を楽しんでいます。
痩せました。20キロ近くやせたと思います。髪も一気に白髪が増えました。まだ30代なのに、老人のように活力を失っていきました。ねれなくなって、ずっと睡眠薬に頼ってました。不安定な時には、気づくと地下鉄に吸い込まれそうになったと言うこともありました。笑わなくなりました。辛そうでした。
今の彼は身体つきも元に戻り、以前よりも若くなりましたし、以前よりも朗らかになりました。今をとても楽しんでいます。
特別なことはしてません。
運気が倍になって自然とやってきた感じです。
誰というわけではありません、そこには、見ている人がいたんですよね。ちゃんと評価してくれてた人がいたんだと思います。
ただ一度傷ついた心は一朝一夕には戻りません。それは現在治療中の私にもよくわかります。何気ない日常で、ふと言われた心無い言葉などを思い出して傷を深くしてしまうときがあります。正論を言って我を押し通そうとしていただけではないのか?なぜ出る杭となってしまうのか、自分を責めてしまったりもします。
彼は積極的に環境を変えました。
裁判を経て学んだことから自らをコントロールするよう様々な努力もしたと聞きました。彼は変わりました。
私は彼が前例を示してくれたおかげで、今後に希望を持つことができています。この苦しみは必ず報われると信じることができます。
逆に言えば、覚えのないいいがかりのような退職勧奨や嫌がらせからから、私たちば一回りもふたまわりも成長させてもらえるんです。逃げずに闘うことで、様々な気づきを得て、次のステージに立つことが出来るのだと。みてくれている人は見てくれています。いつか必ず、あの辛い日々があったおかげだと思える日がきます。
こんちきしょうと思います。
もっと汚い言葉で、呪う時もあります。
暴力的な怒りが湧いてくるときもあります。
波風立てずに生きているように見える他の社員に比べて、問題社員と扱われる我が身がうらめしくもなります。バカだな、キジも鳴かずば撃たれまいと思われているかもしれない。
けれど??です。
必ず、生きていれば、必ず、逆転する時がきます。明るい日が射す場所で笑う日々がやってきます。
これから労災での裁判を考えているとのこと。
貴方様のことに干渉するつもりはありませんが、
どうかよくご自身やこ家族の負担や今後を考えて、慎重になさってください。裁判で勝利しても心身を壊してまでは、せっかくの新しい運気を先送りにしてしまうかもしれません。
逃げるが勝ちと言う闘い方もあります。彼も労災は提訴しませんでしたし、私もしないつもりです。まずは自分の健康を取り戻すことを第一に考えたいからです。いったん、ノーサイドになったら、もうさっさと過去の嫌なことは忘れるように、ひきずりたくないからです。意見をおしつけているつもりはありません。あくまで私は、そう考えていますということをお伝えしました。
貴方様のブログをみて、世の中には同じような思いをした人が少なからずいると知ったこと、けれど、この思いは私の親友の現在のように必ず報われる日がくるということなどを自分にもエールを贈るつもりになって書きました。
長々と失礼いたしました。
読んでいただけて幸甚です。
暑いのでお体に気をつけて。かしこ。
kato さん
コメントありがとうございます。
記載されていたメールアドレスに返事を書いたのですが、送信することが出来なかったのでこちらに書かせてもらいました。
メッセージを読んで、力をもらいました。
友人を見習って、少しでも希望を持って、見てくれている人がいると信じて頑張りたいと思います。
私も今までの経験がこれからの人生の肥やしになると信じて進んでいきたいと思います。
常に不安な気持ちばかりで不安定な状況ですが、見てくれている人がいると思って嬉しく思いました。
今後も宜しくお願い致します。
金太郎
コメント失礼します。
ブログを拝見させて頂き、感動しました。ありがとうございます。私は、只今、労災休業中で、一年ぶりに会社に復帰できる見通しと、なりましたが、会社には、新しい人を雇ったから戻れないとの事。金太郎様の弁護士さんを紹介して頂きたいのですが、無理ですか?宜しくお願い致します。
初めまして、コメントさせて頂きます。
私もブラック会社で不眠症とうつ病になり、
最終的には会社からの退職勧奨で、辞めざる追えない状態になりました。
共感する部分が多く、2年間も嫌がらせに耐えた金太郎さんの強さに感動です。
一人でも多くのブラック会社に苦しむ方々が減ることを
私も祈っています。
初めまして、久保畑さん。
コメントありがとうございます。
苦労されたのですね。労働問題の苦しさというのは、経験した人しかわからないように思います。
知らない人に話をしても理解してもらえないし、ちゃんと聞いてもらえない。
場合によっては、こちらが悪いように言われることすらあります。
ですから、少しでもブラック会社に苦しむ方々が減ることを祈って、当ブログをはじめました。
大変だったと思いますが、今後の人生に生かせるところもあるかと思います。
今後の人生が良い方向に向かうことをお祈り申し上げます。
あと、返信が遅くなってしまい本当に申し訳ありません。
最近、更新もなかなかしてませんし、どうにかしないといけません。
今後も宜しくお願いします。
金太郎