弁護士事務所に相談にいくときにした３つのこと

退職勧奨されたり、パワハラに被害に遭ったりして、労働トラブルに巻き込まれた場合、弁護士さんなどの専門家に相談に行った方が良いとこのブログで何回かお伝えしています。

今回は、実際に私が弁護士事務所に相談に行ったときの話を書いてみます。

 

 

当時、かなり追い詰められていました

私は、約２年間に渡って、パワハラや嫌がらせを受けてきました。

その後、うつ病を発症し、退職勧奨されたのですが、その退職勧奨を断った時点で会社との戦いが本格的に始まったと思っています。

 

 

当時、会社に行くとパワハラや嫌がらせをされ、その上で孤立させられていましたので、誰とも話をすることなく１日が終わるようなことが多く、精神的にだいぶんと追い詰められていました。

社長は、私を精神的に追い詰めていったら、いずれ嫌になって辞めるだろうと思っていたようです。

私自身は、会社と戦うことを意識して勤務をしていましたので、パワハラや嫌がらせをされながらも日記に書いたり、録音したりして、証拠などを集めていましたが、やはり少しずつ精神的に追い詰められ辛くなっていきました。

そのうち、「こんな状況がいつまで続くんだろう」と耐えられない状況になっていきました。

 

 

毎日が憂鬱で仕事に行くのが辛い

会社は、私を雇いたくないから退職勧奨してきた訳ですから、必要とされていないことは明らかでしたから、仕事に行く毎日が本当に辛かったんです。

いつか来る戦いの日のために充分すぎるくらい証拠を揃えていたのですが、ずっと嫌がらせの日々が続いていましたし、いつまで続くんだろうと悩まされる日々でした。

 

この状況から展開を変えて戦う場面に持っていくにはどうすれば良いかと思っていましたし、このまま続いけていくのも精神的に辛いと感じていました。

こういった展開を変えるためにも弁護士さんに依頼することが一番だと考えるようになりました。

 

会社側には、顧問弁護士がいましたので、何かあると顧問弁護士が出てきます。

私からすれば、顧問弁護士が出てくるだけでもプレッシャーでした。

 

ですから、こちらもやはり弁護士が付いていないと戦う上で不安な部分がありました。

あと、弁護士さんに依頼することによって、会社側も警戒するでしょうから、展開が変わると思いました。

 

 

弁護士事務所に相談に行きました

そういった状況でしたので、弁護士さんに依頼することを視野に入れて相談に行くことにしました。

しかし、弁護士さんに知り合いなどもいませんでしたので、色々と調べて良い弁護士さんがいないかと探したのですが、なかなか難しかったのを思い出します。

結局は、ネットで検索して探した弁護士事務所に相談に行ったのですが、親身になって話を聞いてくれて、ずいぶんと不安が軽くなり助かりました。

 

弁護士事務所に相談に行くとしても弁護士事務所によっては相談料がかかります。

相談料として、３０分で５千円など、弁護士事務所によっても違いますが、料金がかかります。

決められた時間内で話をスムーズに進めるためにもある程度、準備をしてから相談に行った方が良いかと思います。

今回は、私が弁護士事務所に相談に行くときに準備した３つのことを紹介します。

 

 

１．今までの経緯を書いた書面を作成しました

弁護士事務所に相談に行った場合、会社との労働トラブルがどんな内容なのか伝えなければなりません。

何も準備しないでスラスラと話が出来る人だったら良いのですが、なかなか難しいかと思います。

後から、「あのことも伝えておけば良かった。」と後悔することになってもいけないので、事前に書面を作成して、詳細を書いておきました。

私は、パワハラや嫌がらせを受けるようになった当時の状況から、その後、退職勧奨をされて断ったこと、その後の嫌がらせなど、今までの経緯を書いた書面を作成して持っていきました。

あまりに長いとそれだけで時間がかかってしまいますので、ある程度、まとめておきました。

話したいことを書面にしたまとめておいたので、スムーズに話をすることが出来ましたし、伝えたいことも食い違うこと無く伝えることが出来ました。

最近では、打ち合わせの前に書面を作成して事前にメールで送って読んでもらうようにしています。

そうすることによって、打合せの時間の短縮にもなるし、伝えたいこともきちんと伝わります。

 

 

 

２．どのようにしたいのか考えておく

弁護士さんなどの専門家に相談に行くという場合、かなり追い詰められてから相談に行くことが多いと思います。

ある程度のところまでは我慢することも出来るとは思いますが、精神的に追い詰められ、「もうどうして良いかわからない。」、「助けて欲しい。」と思うようになってきたら、耐えるのもしんどくなってきますからね。

私もその状況を変えたくて、弁護士事務所に相談に行きました。

それと同時に、今後、どうしていきたいのかを考えておきました。

人によって、どうしたいのか変わってくるかと思いますが、だいたい以下のような場合が多いのではないでしょうか？

 

• 嫌がらせやパワハラをやめさせて、会社を辞めることなく勤務を継続したい。
• もう辞めることを視野に入れて、なるべく良い条件で辞めたい。
• 今までされてきたことを公にして復讐したい。

 

私としては、もうここまでされていたので辞めることを考えることもありましたが、何も悪いことをした訳でもないし、なんで辞めないといけないのか疑問に思っていましたので、そのことを伝えました。

私は、会社からのパワハラや嫌がらせをやめてもらい以前のように平和に勤務することが出来るのが一番の道だと思っていました。

しかし、退職勧奨された訳ですから、会社としては私を辞めさせたい訳ですから、なかなか平和に暮らすことも難しいとも思っていました。

また、この辛い状況を改善するように努力したとしても会社は辞めさせたい訳ですから、反抗していると取られかねません。

会社としては、さっさと辞めて欲しいと思っている訳ですから、こちらが勤務を継続したいと思うことは会社にとっては快く思いません。

ですから、今よりしんどい状況になるかもしれないと思っていましたが、弁護士さんに依頼することによって、何かが変わると思っていました。

諦めなければ、かならず解決の道はあるはずです。

 

私が思っていることに対して、どういった方法があるのか、弁護士さんが教えてくれました。

弁護士さんなどの専門家は、私たち素人が知らないような方法も知っていますので、色々とためになることを教えてもらうことが出来ました。

その上でどうしていけば良いか考えていきました。

結局は、弁護士さんは色々と動いてくれますが、会社内で戦っていかないといけないのは、私ですから、今後、勤務している間、どうした行動をすれば良いか、また、やってはいけない行動などを教えてもらいました。

今後、弁護士さんと私が二人三脚となって、会社との戦いに勝っていかないといけませんから、何でも相談することが出来るパートナーとなるためにも快い話が出来るように準備しておきました。

 

 

３．着手金などの金銭面の確認をしておく

弁護士さんなどの専門家に相談し、「この弁護士さんに依頼しよう！」となった場合、着手金や成功報酬などそれなりに金額がかかります。

これから一緒に戦っていくチームとなる訳ですから、後から金銭面で揉めてしまったら、しんどくなってきます。

事前によく確認して、納得した上で依頼するようにしました。

また、弁護士事務所によっては、支払いについても相談に乗ってくれます。

私の場合も無理のない範囲で支払えるようにしてくれましたし、支払うのも会社からの解決金が入ってからにしてくれました。

また、事前に解決金がいくらくらいになるかの話もしてくれましたし、その中から支払えば良いと言ってくれましたので、金銭的に辛い状況になることはありませんでした。

弁護士さんに依頼するとなると金銭面で大変だと思う方も多いかと思いますが、会社との戦いに勝って解決金が入れば、マイナスになることもありませんので、本当に勝ちたいという思いがあるのであれば、弁護士さんに依頼することをお勧めします。

 

 

まとめ

私の場合、個人で会社に対抗していたときと弁護士さんを依頼してからは、会社の態度が明らかに変わりました。

パワハラや嫌がらせがエスカレートして、かなり精神的に追い詰められたときがあったのですが、弁護士さんに書面にて警告してもらったら、パワハラや嫌がらせは減りました。

会社としても弁護士が付いているとうかつに手が出せないと思ったんでしょう。

また、会社が提示してきた解決金の金額も個人で話を聞いたときと弁護士さんに交渉してもらった後では大きく変わりました。

最初に提示された額はそこまで大きくなかったのですが、最終的に最後に提示された額は８倍くらい跳ね上がりました。

やはり会社は、個人だと舐めてかかってくるんだと思います。

弁護士さんが付いていると会社も「うかつなことは出来ない。」と思うでしょうしね。

そういった意味でも会社との戦いに勝つためには、弁護士さんなどの専門家に依頼することをお勧めします。

弁護士さんなどの専門家に依頼することによって、風当たりが強くなる可能性もありますが、最後に笑うためにも専門家に依頼することをお勧めします。

私は、弁護士さんに依頼して良かったと思っていますし、あのときに弁護士さんに依頼してなかったら、今頃、違った結果になっていたんじゃないかと思います。

あなたの辛い状況を未来を明るい未来にするためにも会社との戦いに勝って、現状を変えていきましょう！

最後に私が弁護士さんを紹介してもらったサイトを紹介しておきますね。

どんな相談でも相談料は無料ですので、悩んでいる方はとりあえず相談だけでもしてみてはいかがでしょうか？

 

弁護士さんを紹介してもらう

金太郎は、こちらのサイトで紹介してもらいました。

 

労働問題は、いきなり解雇されたりして、後から後悔することも少なくないです。

不安に思っている時点で、なるべく早めに弁護士さんに相談した方が良いですよ。

 

 

上記サイトでの相談の仕方

相談をしたい方は、こちらをクリックし、サイトに行きます。

サイトに行って、「ご相談の方はこちら」と書いてあるところをクリックします。

あとは、「労働問題」をクリック。

すると、「お問合せ/入力」の画面が出てきますので、氏名、住所などを入力して、質問事項にチェックを入れていきます。

そうすると指定した時間に労働問題の専門家から連絡が来ますので、その際に相談しましょう。

私も不安な気持ちがずっと続き、助けを求める気持ちで相談したのを思い出します。

ここに相談してなかったら、どうなっていたかわかりません。

会社と戦うことが出来たのも紹介してもらった弁護士さんのお陰です。

相談だけでしたら、無料ですので、悩んでいる間に相談した方が良いですよ。

 

今回は、ここまでにします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。