「パワハラでうつ病」 警部自殺、公務災害認定
今回は、警察のパワハラに関するニュースを取り上げてみました。
こういったニュースで世の中からパワハラなどの卑怯な行為が減ってくれればと思います。
「パワハラでうつ病」 警部自殺、公務災害認定
自殺した県警幸署の男性警部=当時(52)=がうつ病を発症したのは元上司のパワーハラスメント(パワハラ)が原因だとして遺族が求めていた公務災害申請について、地方公務員災害補償基金(地公災)県支部は26日までに、男性のうつ病を公務災害と認定した。6日付で、遺族側が明らかにした。
遺族側によると、病院でうつ病と診断されていた男性は2008年12月、自宅で首をつって自殺。遺族側は、当時の幸署次長に繰り返し罵倒されるなどのパワハラが原因でうつ病を発症したとして09年12月、公務災害の認定を求めていた。
県支部の通知書は認定理由に言及していないが、発症時期や補償期間などから遺族側は「パワハラ被害も含めて認められた」としている。今後、療養費や葬儀費用などが支給される予定という。
遺族は元上司と県を相手に損害賠償請求訴訟を起こしていたが、「精神的な負担が大きい」として、12年に訴えを取り下げていた。
遺族側の代理人弁護士は「県警には今回の認定を職場改善のきっかけにしてほしい」とコメントした。
県警警務課は「職員の自殺は非常に残念で、冥福をお祈りする。今後も公務災害の手続きを適正に進めていきたい」としている。
カナロコ by 神奈川新聞 3月27日(金)7時3分配信
ご遺族の方も大変だっと想像します。
損害賠償請求を12年に取り下げて、それから3年経過しての公務災害認定ですから、長い間、しんどかったと思います。
しかし、最後には認められて良かったですね。
私は、パワハラなどのこういった問題は、真面目に正直にやっている人の方が被害に遭いやすいように思います。
責任感からか全てを受け止めてしまって、自分自身を追い込んでしまうところがあるのではないでしょうか…?
いい加減な人間だったら、そこまで追い詰めれるようなこともないように思いますし…。
今後は、真面目にやっている人が安心して働ける環境を目指してもらいたいですね。
この公務災害認定の事実があれば、損害賠償請求もやりやすくなるかと思うのですが、どうなのでしょうか?
そこまでは考えていないのかもしれませんね。
私自身もこういったニュースを見ると本当に良かったと思います。
パワハラ、モラハラ、セクハラなど、世の中にはたくさんのハラスメントがありますが、絶対に間違っています。
少しでも多くの方が、パワハラ、モラハラ、セクハラなどが許されない行為だと認識してくれればと思います。
ちょっと話は、変わるのですが…
私には、子供がいるのですが、子供の世界でも同じようなことがあります。
体が大きかったり、乱暴者だったりで、偉そうにしている子供が他人をイジメます。
そして、大人しくて反論することが出来ない子供が被害に遭っています。
子供の世界でもあるんですね。
私の妻は、「そういった子の親は、どんなシツケをしているのか?」と腹を立てていることがありますが、人間は誰しもがそういった部分があるのではないかと私は思っています。
私も職場で社長からパワハラを受けて、その後、職場のほぼ全員からイジメに遭いました。
状況が状況だと大人だってそういったことをしてしまうのです。
職場の同僚達は、「社長の言うことを聞かないと私が標的にされてしまう…」と思って恐ろしくてイジメに加担していたんでしょう。
そんな場面で、私が社長に言ったように、「そんなの間違っている!」と言ってしまったら、どうなるでしょう…?
私がされたようにパワハラの標的にされてしまいますからね。
しかし、子供の世界で起きていることも同じです。
イジメられたくないから、いじめっ子と一緒になって、イジメてしまうのです。
大人でもそうなのですから、なかなか難しい問題です。
そんな場面でもきちんとした判断が出来る大人になって欲しいと思います。
しかし、流れに乗って、一緒になってイジメに参加するような世渡り上手な人の方が出世するのかもしれません。
組織で働く場合、長く働けるのかもしれません。
私としては、そんな大人になって欲しくないと思いますが、どうなんでしょう?
イジメに参加する世渡り上手な人間の方が幸せなのでしょうか?
それとも「間違っている!おかしい!」と言える人間の方が幸せなのでしょうか?
どっちの生き方が正解で、どっちの生き方が間違っているというような単純な問題ではありませんね…。
そんなことを考えていたら、頭が痛くなってきました…。
どうなんだろうなぁ…。
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パワハラに屈して辞めてしまう人がたくさんいます。
少しでも悩んでいる人の役に立てれば幸いです。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。