県警本部長が謝罪 捜査2課自殺の男性警部遺族に
このブログでも何回か取り上げていた福島県警のパワハラの件ですが、県警本部長が遺族に謝罪したというニュースです。
それでは見てみましょう。
県警本部長が謝罪 捜査2課自殺の男性警部遺族に
県警捜査2課の幹部2人が昨春、相次いで自殺した問題で、石田勝彦県警本部長が、昨年4月に自殺した男性警部=当時(51)=の遺族方を訪問し、男性の自殺が業務によるものとした上で「大変申し訳なかった」と謝罪したことが28日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、石田本部長が遺族方を訪れたのは27日。男性の自殺をめぐっては、遺族から県警を通じて地方公務員災害補償基金県支部に申請した公務災害が認定された。今月17日に警視に特例昇任した。県警によると、男性は当時の捜査2課長から人格を否定されるような叱責(しっせき)をされ、何度も文書の書き直しを命じられるなどのパワーハラスメントを受け、自殺した。
福島民友新聞 6月29日(月)12時35分配信
県警の本部長が謝罪したというニュースですが、どうなんでしょう?
遺族が公務災害を申請して、公務災害が認定されたから事態が変わってきたのでしょうか…?
では、遺族が公務災害を申請せず、公務災害と認定されなかったら謝罪など無かったのかもしれませんね。
公務災害が認定される前に県警は26年6月に加害者である清野隆行氏のパワハラを認め、戒告の懲戒処分にしているのですが、そのときに謝罪は無かったのでしょうか…。
色々と思うところはありますが、警察というのも色々とありそうですね。
ほぼ毎日にわたり「国語を習ってきたのか」「小学生みたいな文書を作るな」「おまえは係長以下だ」などと罵倒されてきた訳です。
周囲の人も何も言えなかったのでしょうか?
謝罪があっても亡くなった方は元には戻りません。
再び、同じような悲しい出来事が繰り返されないように祈ります。
遺族は、損害賠償請求等は行わないのでしょうか?
謝罪で納得することが出来たのでしょうか?
加害者である清野隆行氏は、戒告の懲戒処分だけなのでしょうか?
なんか気になりますね…。
【戒告とは…】
公務員の職務上の義務違反に対する懲戒処分(他には免職・停職・減給がある)の中でも一番軽く、職員の服務義務違反の責任を確認し、その将来を戒める処分をいう。具体的には所属長に呼び出され直接説諭される。なお公務員の戒告に際しては始末書を書かせることはないようです。けん責。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
【関連記事】
あなたの職場では労働基準法が守られていますか?
あなたの職場で労働基準法が守られているかチェックしてみましょう!
こちらで労働基準法をチェックする記事を書いています。
あなたの職場は、ブラック企業!? チェックしてみよう!
きちんとルールが守られていますか?
あなたの職場がルールを守っているかチェックしてみてください。
パワハラに対抗するには・・・?
あなたが、いざパワハラを受けた場合、どうすれば良いか困りますよね?
大切なのは、やり返すことではなく、された証拠を残すことです。
そのことについての記事を書きました。
パワハラ、嫌がらせに対抗するためには…
パワハラに屈して辞めてしまう人がたくさんいます。
少しでも悩んでいる人の役に立てれば幸いです。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。