＜大和証券＞「追い出し部屋」で支払い命令　大阪地裁

 

 

大和証券でのパワハラのニュースです。

追い出し部屋のことが出ています。

私も１人部屋で隔離され仕事をさせられていたのですが、思い出してしまいました。

 

 

＜大和証券＞「追い出し部屋」で支払い命令　大阪地裁

退職を迫る「追い出し部屋」で一人勤務させられたり、ほとんど実績が上がらない営業を続けさせられたりしたとして、大和証券（東京）からグループ本社の子会社「日の出証券」（大阪市）に転籍した大阪市の男性（４２）が、両社に計２００万円の慰謝料などを求めた訴訟の判決が２４日、大阪地裁であった。中島崇裁判官は「両社が共同で男性を退職に追い込むための嫌がらせで違法」と認め、両社に１５０万円の支払いを命じた。

判決によると、男性は１９９８年大和証券に入社し、２０１２年に日の出証券に出向。大阪本店営業部に配属後約４カ月間、一人だけ他の部員と別の部屋に席を移動させられ、転籍前も含め約１年間、新規顧客開拓の飛び込み営業に専念させられた。

中島裁判官は「男性のパソコンは部員と情報を共有できず、歓迎会や忘年会にも呼ばれないなど隔離は明らか」と指摘。日の出証券側は「新規開拓に専念し、空室を有効活用するため」と主張したが、中島裁判官は「飛び込みで契約に至るのは困難で、隔離に意義があるのか疑わしい」と退けた。大和証券については「男性の業務内容の報告を受けていた」と指摘した。

その上で「態様は悪質で、一時は退職を考えるなど男性の受けた精神的損害は小さくない」と結論付けた。

判決後、男性は取材に「ほっとしている。グループでパワハラなどの違法行為が今後起きないよう希望する」と話した。大和証券は「主張が一部認められず遺憾」、日の出証券は「主張が一部認められず残念」とコメントした。
【堀江拓哉】

毎日新聞 4月24日(金)22時58分配信

 

 

この男性は、すごいですよね。

在職しながら、このような裁判を起こして結果を出したというのは立派なことだと思いますし、尊敬します。

 

この記事を読んでいたら、私も同じようなことをされていたのを思い出します・・・。

私も同じように隔離され１人で仕事をしていました。

その後、何をしているかわからないからと見張りを付けられました。

また、今までの経験と全く関係のない業務をさせられました。

会社のイベントも報告されずに知らない間に終わっていたこともありました。

会社も私を辞めさせたくて必死だったのかもしれませんが…。

 

この男性と同じようなことをされました。

パワハラ人間が考えるような嫌がらせは同じようなことなのかもしれませんね。

子供が仲間はずれでやるような低レベルな内容だと思うし、腹が立ちます。

やっている方は思いやりのない人間ですから何も思わないのかもしれませんが、されている方は本当に辛い…。

私の場合は、最後には解決金をもらったとはいえ、辞めてしまいましたからね。

これからも勤務を継続していくことは困難だと思ったからですが、ある意味、辛くてその状況から逃げた形になります。

 

私の嫌がらせの経験は、こちらの記事をご覧ください。

 

私が受けたパワハラ、嫌がらせ

辛かったですが、２年間耐え続けました。

 

 

そんなことを考えると勤務を継続しながら、裁判を行ないその後も勤務するというのは凄いことだと思います。

精神的に強くないと出来ないですよね。

裁判までするくらいだから、本当に辛い状況だっと思います。

本当に立派なことだと思います。

これをきっかけにして、大和証券さんには色々と考えてもらいたいと思います。

世の中から、ハラスメント行為が無くなり、働く人間が働きやすく働きがいのある世の中になることを祈ります。

 

 

 

あなたの職場では労働基準法が守られていますか？

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こちらで労働基準法をチェックする記事を書いています。

 

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パワハラに対抗するには・・・？

あなたが、いざパワハラを受けた場合、どうすれば良いか困りますよね？

大切なのは、やり返すことではなく、された証拠を残すことです。

そのことについての記事を書きました。

 

パワハラ、嫌がらせに対抗するためには…

パワハラに屈して辞めてしまう人がたくさんいます。

 

少しでも悩んでいる人の役に立てれば幸いです。

 

今回は、ここまでにします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。