看護師長のパワハラ
病院でのパワハラのニュースです。
看護師さんというのは、大変な仕事だとは思いますが、パワハラされたりすると余計に大変になってしまいますね。
「威圧され適応障害」…看護師長のパワハラ認定
北九州市小倉北区の「新小倉病院」に看護師として勤めていた女性(30歳代)が、元上司によるパワーハラスメント(職権による人権侵害)で適応障害になったとして、運営する国家公務員共済組合連合会(東京)や元上司の看護師長を相手取り、約315万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、福岡地裁小倉支部であった。
北村久美裁判官は、看護師長の言動を「部下という弱い立場にある原告を過度に威圧し、違法」と認定、被告に約120万円を支払うよう命じた。
判決によると、女性は病院に勤務していた2013年4~5月頃、子供がインフルエンザにかかったり、高熱を出したりしたため、上司だった看護師長に早退を申し出た。
看護師長は、女性の有給休暇が残っていたが、「もう休めないでしょ」「子供のことで職場に迷惑をかけないと話したんじゃないの」などと発言。女性は、ミスを叱責されたこともあり、食欲不振や不眠になり、同11月に適応障害と診断されて休職。昨年3月退職した。
子供がいる働くお母さんにとっては、子供が熱を出したりしても帰れなかったりしたら困りますよね。
しかし、雇うほうの病院も子供がいることを知っていて雇っている訳ですから、理解してあげないといけません。
子供がいるのに適応障害になってしまったら、子供も可哀想なことになります。
しかし、この看護師長も普段からきつく言っていたんでしょうね。
悪いことをしている意識はなかったのに訴えられて、120万円も支払うことになってしまった。
看護師長も部下に対して、今後どういった指導をしていけば良いか悩むかもしれませんね。
やはり、パワハラは百害あって一利なしですね。
誰も得をしません。
みんなが嫌な思いをします。
周囲の同僚たちも嫌になるでしょうね。
職場では、気に入らない部下に対して、上司がパワハラや嫌がらせをして辞めさせるということが多々あります。
部下が辞めた場合は、すっきりして気持ち良いのかもしれませんが、された方は一生のトラウマになる可能性もあります。
それに訴えられたりしたら、まず勝てないでしょうし…。
パワハラが無くなって、安心して働ける世の中になることを願います。
それには、被害を受けている人が一歩を踏み出す勇気が必要です。
パワハラというものを理解する必要があります。
職場によっては、訴えたりすると「とんでもない奴だ」と言われてしまうかもしれませんが、気にしないで一歩を踏み出していきましょう。
自分の身は、自分しか守れません。
仲が良いと思っている同僚が裏切ることも珍しくありません。
周囲の言葉に流されることなく、自分の信じた道を歩いていくしかありません。
真摯に信じた道を歩いていれば、理解してくれる人も出てきます。
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パワハラ、嫌がらせに対抗するためには…
パワハラに屈して辞めてしまう人がたくさんいます。
少しでも悩んでいる人の役に立てれば幸いです。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。