「パワハラ」過去最多１２１０件

 

今日は、千葉県の話です。

千葉県労働局に寄せられた相談のうち、「パワハラ」が過去最多だったようです。

 

 

「パワハラ」過去最多１２１０件　千葉労働局への職場トラブル相談　本年度上半期

　千葉労働局（小沢真一局長）へ本年度上半期（４～９月）に寄せられた、職場でのトラブルなどに関する相談のうち、「パワハラ」（パワーハラスメント＝職場でのいじめ、いやがらせ）に関する相談件数が過去最多となったことが分かった。全相談の３割以上を占め、６期連続の増加。不安定な雇用情勢に加え、「パワハラ」の言葉が定着したためとみられ、企業からの相談も増えている。同局や弁護士は「解決につながるケースはあるので相談を」などと呼び掛けている。

　同局など県内１０カ所の相談コーナーで上半期（４～９月）に受けた労働相談は２万１１２５件で、前年同期比１４１４件増。労働基準法違反などを除く、民事上のトラブル相談は過去最多の３７３４件に上り、３２・４％に当たる１２１０件がパワハラに関する相談だった。

 

１位　　「パワハラ」　　　　　　　　（１２１０件）
２位　　「解雇」　　　　　　　　　　　（５０１件）
３位　　「労働条件の引き下げ」　（５００件）
４位　　「退職勧告」　　　　　　　　 （３３６件）

 

パワハラに関する相談の具体事例は、

　▽上司から同僚の前で罵倒された（相談者＝パート）

　▽現場の同僚から無視されたり、机の上を荒らされた（同）

－など。

 

　同局によると、パワハラに関する相談は前年度同期比２１６件増で、２０１１年下半期から６期連続で最多件数を更新している。「パワハラ」や「ブラック企業」などの言葉が広く定着。「社内でパワハラ問題が起きないよう何か予防策はないか」など、企業側からの事前相談も増えている。

　同局は窓口や電話で相談に応じ、助言を与えたり、民事訴訟の手続きなども支援。事業主への直接指導も行っている。また、弁護士などの紛争調整委員会に当事者間のあっせんを委嘱して問題解決を図っている。

 

 

 

パワハラの言葉が定着したのもあって、パワハラの相談が増えているようです。

世間のパワハラに対する意識が高まっていけば良いと思います。

パワハラに対して、「おかしい」と意見したら、意見した方が悪者にされるということがあります。

 

私も社長がパワハラをしているのを見かけ、「パワハラするのは間違っている」と言ったことが何回かあります。

だから、退職勧奨されたんだと思いますが、悪いことをしているのを見て、黙っている方がおかしいんです。

 

暴力事件だったら、おかしいと誰もがわかるかと思いますが、パワハラの場合は難しいですよね。

何か言ったら言ったで被害に遭う可能性もありますからね。

ほとんどの人が見て見ぬふりをするのではないでしょうか…。

また、会社によっては、反論したり、口答えした方が問題社員扱いされてしまいます。

 

 

困った場合は、労働相談に行ってみましょう！

言えなかったとしても労働相談に行くなど、行動することによって、状況が変わる可能性があります。

黙って我慢していて、状況が良くなることは、ほぼありません。

白馬の王子様やスーパーマンが表れて助けてくれれば良いですが、残念ながら可能性は低いでしょう。

パワハラをしている方が可哀想だと思って、あなたのことを理解してくれ、パワハラをやめる可能性も低いと思います。

黙って我慢していたら、状況が悪くなることの方が多いでしょうね。

 

この記事にあるように労働局には「労働相談コーナー」があります。

あなたがパワハラや労働問題で悩んでいるのでしたら、相談してみては？

解決の第一歩になる可能性がありますよ。

 

総合労働相談コーナー

無料で相談することが出来るので活用しましょう

 

 

 

あなたの職場では労働基準法が守られていますか？

あなたの職場で労働基準法が守られているかチェックしてみましょう！

こちらで労働基準法をチェックする記事を書いています。

 

あなたの職場は、ブラック企業！？　チェックしてみよう！

きちんとルールが守られていますか？

 

あなたの職場がルールを守っているかチェックしてみてください。

 

 

 

パワハラに対抗するには・・・？

あなたが、いざパワハラを受けた場合、どうすれば良いか困りますよね？

大切なのは、やり返すことではなく、された証拠を残すことです。

そのことについての記事を書きました。

 

パワハラ、嫌がらせに対抗するためには…

パワハラに屈して辞めてしまう人がたくさんいます。

 

少しでも悩んでいる人の役に立てれば幸いです。

 

今回は、ここまでにします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。