同僚のパワハラ告発 動物園職員の配転は違法
ここ最近、労働問題に関するニュースを取り上げていますが、本当にたくさんありますね。
世の中には、労働問題で苦しんでいる人がたくさんいるということになります。
ニュースで取り上げられているのは、ほとんどが労働者が立ち上がって戦った場合や自殺したりして事件になった場合ですので、泣き寝入りしてうやむやになった事案は、数え切れないくらい日々起きているかと思います。
今回、紹介するニュースは、動物園での配置転換が不当だということで女性2人が争い勝利したニュースです。
早速、見てみましょう!
同僚のパワハラ告発 動物園職員の配転は違法
東京都江戸川区自然動物園の飼育職員だった女性2人が、同僚のパワハラを告発したことを理由に異動させられたのは不当だとして、運営する「えどがわ環境財団」を相手に配転の無効確認を求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、請求を認めた。判決によると、2人は2011年に同僚の男性職員のパワハラや勤務態度の悪さを事務局長に報告したところ、「職場の人間関係を悪化させた」と判断され、翌年に別の部署に異動させられた。
松山昇平裁判官は「男性職員の態度には問題があり、事務局長は、原告が男性職員を孤立させたという誤った認識で配転命令を出した」と指摘した。
えどがわ環境財団は「判決文を見ておらず、コメントは差し控える」とした。
スポーツニッポンでは、この様に報道されています。
元々、男性職員がパワハラを行ったのが原因の様ですが、そのパワハラを事務局長に報告したところ、動物園側が男性職員の方を擁護したんでしょうね。
職場での力関係で、下のものを切り捨てる様な処分をしたところに問題があると思います。
男性職員と女性2人の間でパワハラ問題が起きた時点で、動物園側がきちんと処理して、解決することが出来ていれば、また違ったんだと思います。
また、女性2人に対して、上司である男性職員がパワハラなどせず、きちんと指導することが出来れいれば、問題が大きくなることも無かったんでしょう。
どっちにしろ、従業員に対して、指導や管理がきちんと出来ない動物園側が女性2人を悪いように扱ってしまったことが始まりなんでしょうね。
それにしてもこの女性2人は、よく頑張ったと思いますし、凄いですね。
今までもこの動物園では、このようにパワハラなどで従業員を退職に追い込み、泣き寝入りさせてきた過去があるんでしょうね。
そのパワハラ攻撃に耐えて、よく勝利を収めたと感心します。
私も現在、裁判ではなく調停ですが、裁判所で争っていますが、この女性2人を見習って、頑張っていきたいと思います。
今回は、ここまでにしたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。