モラハラとは・・・
モラハラ(モラル・ハラスメント)に関して色々と調べてみました。
パワハラ、セクハラと同じように職場で起こりやすいハラスメントですが、家庭でも起きることもあるようです。
モラハラに関しては、色んな情報がありますが、今回は、「Wikipedia」、「モラハラ資料」から抜粋しました。
モラハラ(モラル・ハラスメント)
モラルによる精神的な暴力、嫌がらせのこと。
フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。
外傷等が残るため顕在化しやすい肉体的な暴力と違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力は、見えづらいため長い間潜在的な物として存在していたが、イルゴイエンヌの提唱により知られるようになった。
モラハラの加害者の特徴
モラル・ハラスメントの加害者となる人物には特徴が存在する。加害者となるのは、「自己愛的な変質者」である。
「罪悪感を持たない」、「責任を他人に押し付ける」、「普通の人なら罪悪感を持ってしまうような言動を平気で出来る」などの特徴がある。
モラル・ハラスメントの加害者は、自分が「常識(モラル)」であり、真実や善悪の判定者であるかのようにふるまい、優れた人物であるという印象を与えようとし、自分の欠点に気づかないようにするために他人の欠点を暴きたて、賞賛してもらうために他人を必要とする。
モラル・ハラスメントの加害者の論理では、他人を尊重するなどという考えは存在しない。
加害者は復讐の気持ちをともなった怒りや恨みも持ち、被害者にすべての責任を押しつけてしまうことによって、ストレスや苦しみから逃れる。
相手の弱みを見つけ暴き攻撃することによって優位を保とうとする、この時その相手と言うのは、自己愛的な変質者の心のなかでは全てに責任のある悪い人間、すなわち破壊されなければならない人間になってる。
執拗に攻撃を繰り返すのだが、この過程で加害者が相手のアイデンティティーが破壊していくのを見て喜こんでるいるのには間違いない。
イルゴイエンヌの形容するところによるとモラル・ハラスメントの加害者は「精神の吸血鬼」であり、誰かが楽しんでいるのを見ると、それがたとえ自分の子供であっても、その楽しみを妨害しようとし、絶えず誰かの悪口を言っている。
物質的・精神的を問わず、自分が持っていないものを持っている人物を見ると、普通の人は努力して手に入れるか諦めるかするのだが、モラル・ハラスメントの加害者になるような人物は、相手を破壊し、辱め、貶めようとする。
被害者の特徴
嫉妬を買いライバル視された人
- 加害者より賞賛を浴びたり目立ってしまった人
- 加害者が持っていなくて自分のものにしたいと思っているものを持っている人
加害者の思い通りにならず怒りを買った人
- 一人が好きで一人の時間を楽しんでいる人
- マイペースで媚びない人
利用・搾取し、丸め込みやすい人
- 自己主張が苦手で強く言い返せない人
- 友達が少なく相談相手がいない人
- 素直で欲のない人
日本では・・・
日本国においては、現在、厚生労働省や法務省など政府関係のサイト、パンフレット等配布物にはモラルハラスメントという表現ではなく「パワーハラスメント・いじめ・嫌がらせ」という表記が多くみられる。モラルハラスメントの周知徹底は、弁護士事務所や民間相談機関、個人などが開設したサイトが担っている部分が大きいのが現状である。
なお、フランスでは、2002年1月に職場におけるモラル・ハラスメントを禁止する法律が制定された。
このように日本では、まだ深くは浸透していません。
私自身もモラハラに関して気になったので調べてみた訳ですが、この説明を読んでいて色々と考えるところがありました。
私は、社長から、無視をされたり、嫌がらせを受けていたのですが、このモラハラの説明の中にある「加害者」の欄を読んでいて、社長もこんな感じだったと思いました。
社長も常に誰かの悪口を言っていたし、楽しそうに仕事をしている人や社内でも評判が良い人間がいたら、悪口を言って潰しにかかっていました。
社長自身の正義があるようで、常に1番じゃないと気が済まなかったんでしょうね。
社長は、社員から、何か指摘されたりすると、指摘された社員に仕返しをするためにその社員の仕事をずっと見てあら探しをし、下らないことを見つけては叱責し、色んなところで悪口を言って罵倒していました。
そう考えると社長もモラハラ加害者なのかなぁと思ったりします。
モラハラについて、興味深いことが書いてあるブログがありましたので紹介します。
モラハラに興味がある方は、ぜひ御覧ください。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
【次回】
パワハラ、職場いじめ、モラハラ、色んなハラスメントがあります。
次回は、資料を見ながら、パワハラについて考えてみます。
パワハラのデータから何が見えてくるのでしょう。
>次 (パワハラについて考えてみる)