退職勧奨の交渉が始まりました
第3回 調停期日は、まだ先の話ですが、交渉が始まっています。
会社の顧問弁護士と私が依頼した弁護士さんが話をしてくれています。
私としては、退職勧奨をされているのですが、辞める理由もありませんし、積極的に動く必要もないかと思っています。
しかし、会社としては、私を辞めさせたい。
私は解雇理由も無いし、辞める必要もないわけですが、辞めずに会社に残ったところで嫌がらせを受けるだろうし、今後、気持ちよく働ける可能性は低いわけです。
前回の調停のときに調停員に「辞めて新しい道を探していくのもひとつの道じゃないか?」ということも言われたのですが、そういう風に思っている部分も正直に言えばあります。
そもそも、この会社に良い未来は無いと今まで以上に思っていますし…。
また、調停員は、「ここまでこじれてしまっては、元のように働くことは難しいんじゃないか?」と言っていましたが、まさしくその通りだと思います。
ケジメだけは付けてもらいたい
今回の件では、良い大人達が幼稚園や小学生がやるような低レベルのイジメを私に対してやってきた訳です。
そんな下らないことしか出来ない人間に大人としての責任だけは取ってもらいたいと思っています。
こういった精神的な嫌がらせやパワハラなどは、目に見えない言葉の暴力です。
確かに手は出してないし目に見える傷はないけど、心には深い傷が出来ている訳です。
だから、暴力事件と一緒だと思っています。
暴行されたとなれば、加害者は刑事罰を受けると思いますが、パワハラの場合は何も罰則がないのが現状です。
パワハラで従業員を自殺させた会社なんて、殺人と同じです。
それなのにその会社の社長は何の罰則も受けていません。
家族が裁判で訴えたから表沙汰になって、賠償金の支払いをもって、一応、ケジメを付けたことになっていますが、もし家族が泣き寝入りしていたら表沙汰にもなっていないし、何の罪もないのです。
パワハラされた方は亡くなって、家族にも一生消えない傷が残るのに、パワハラで殺人した方の加害者は何の罪も背負わずに笑って暮らしていけるのです。
こういったところを変えていかない限り、パワハラは無くなりません。
私はそのように思っています。
だから、今回の私の件に関してもケジメだけ付けてもらって、その上でこの会社を卒業し新しい人生の可能性に賭けたい気持ちも大いにあります…。
ケジメが付くのであれば辞めても良いかと思っています
ずっと辞めるつもりは無かったのですが、会社がそれなりの条件を提示してくれるのであれば、辞めることも考えても良いかと思うようになってきました。
本当は「悪かった。すいません。」と謝ってもらって、今までの通りに働きたいんです。
しかし、社長は、悪かったと改心することはないだろうし、謝る可能性も少ないでしょうからね。
そうなってくると、社長が私を「辞めさせたい」という気持ちがどれだけ強いのかということになります。
社長の私を辞めさせたい気持ちが大きいほど、金額が高くなるでしょうしね。
しかし、あまり高くなっても「どんだけ、私のことが嫌なんだよ!」ということですから、私にとっては気分は良くないですが…。
金銭的な面で言えば、一番最初に退職勧奨をされたときの金額を考えたら、会社側は、どんどん金額が上げてきています。
こちら側が金額が上がるように働きかけている訳ではありません。
私は、退職する必要がないと考えていた訳ですから、積極的に動いていません。
会社側が調停申立書に書いていたことは嘘ばかりでデタラメだから間違っているということを調停の場で証明したかっただけです。
今までされてきたパワハラや嫌がらせが間違った行為だったと証明したかったんです。
会社が悪いと白黒をはっきりさせたかったんです。
これに関しては、調停員にも理解してもらえましたのである程度、気が晴れました。
今まで何も考えず私のことを悪者扱いしていた会社の同僚にも「潔白」だったと伝えたいくらいですけどね。
しかし、よく考えたら会社に流されて、一緒になって嫌がらせをしてきた同僚に色々と説明したところであまり意味が無いように思ってきました。
わかる人だけわかってくれたら良いかと今は思っています。
訳がわからない…
私は、ケジメが付けれれば良いと考えていたので、金銭的な話に関しては向こうの提示を無視していました。
会社側から、「この金額でどうですか?」と言ってきても今まではずっと無視をしていました。
すると、また金額が上げてきて、「この金額でどうですか?」と聞いてきます。
勝手に倍々と上がっていき、かなりの金額まで上がっていきました。
私が覚悟を決めて動くようになってから、会社側は焦っている様にも感じます。
なぜ、「解雇に相当する悪い奴」にそんな大金を支払う必要がある!?
解雇に相当する悪い奴なのであれば、調停などせずに解雇して辞めさせれば良かっただろう…。
解雇に相当する悪い奴なのであれば、お金なんて払わずに解雇して辞めさせれば良いだろう…。
なぜ、だんだんと金額を上げていく!?
おかしくないか!?
矛盾していると思うのだが、私だけだろうか?
結局、だんだんと金額が上がっていき、一番最初に会社が提示してきた金額の7~8倍位の金額になってきました。
そんな金額を提示されてると今までされてきたパワハラや嫌がらせは何だったんだと思って余計に腹が立ってきます。
私が居ると何か困ることでもあるのかな?
それともパワハラ社長の今までやってきたことが明るみになるのが嫌なのかな?
色んなことを想像しますが、理由まではわかりません。
しかし、私を辞めさせるために支払うと言っている金額がどんどん上がっているのは確かです。
全く訳がわかりません。
会社は、私を悪者にしたてあげた上で、調停の席で「解雇に相当する悪い奴」というアピールをして、出来るだけ安い金額で私を辞めさせようとしたんじゃないかと思います。
しかし、会社側の主張していること全てがおかしいし、話として矛盾するところがたくさんあって意味不明でしたので、私は全て潰しました。
そんな程度の話で会社の同僚たちが惑わされていると思うと悲しくなります。
なんなんだろうなあぁ…と考えていたら、余計に心がおかしくなっていきます。
考えすぎだと妻には言われましたが、考えれば考えるほど、心がおかしくなってきます。
虚しくなってきます…
そして、今まで被害にあってきた同僚たちのことを思うと心が痛くなってきます。
同僚たちがこんなバカみたいな会社のことを恐れて泣き寝入りして辞めていったことを思うと虚しくなってきます。
泣き寝入りして辞めていった訳ですが、もう少しなんとかなったんじゃないかと思うと辛いです。
私がなんとか力になることが出来たんじゃないかと後悔してしまいます。
この虚しい気持ちは当分、続きそうです…。
特に私を擁護した発言をしたために社長からパワハラを受け、心を潰されて辞めてしまった同僚に対して、私は申し訳ない気持ちでいっぱいです。
その同僚は、もう心を潰されたから「関わりたくない」と言って辞めてしまいましたが、こんな低レベルな話の為に人生に傷を付けたと思うと非常に虚しく思います。
本当に辛いなぁ…。
今回はここまでにします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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