パワハラ消防職員13人処分 若手に悪質なしごきも
久しぶりの更新です。
最近、しんどいのもあって何もする気になれませんでした。
日中はずっと横になっていました。
夜になると少し気分が楽になるんですけどね…。
今日は、パワハラのニュースがあったのでご紹介します。
福岡県の糸島市消防本部職員13人による集団パワーハラスメントのニュースです。
パワハラ集団13人が同僚30人にパワハラをしていたというとんでもないニュースです。
早速、見てみましょう。
パワハラ消防職員13人処分 若手に悪質なしごきも
福岡県糸島市消防本部の40代の男性職員2人を中心とする13人が同僚約30人にパワーハラスメントをしていた問題で、市は3日、2人をそれぞれ分限免職と懲戒免職にするなど、13人全員を処分したと発表した。若手職員の体と鉄棒をロープでつなぎ、懸垂で力尽きた後に約30分間、宙づりにするなど悪質なしごきが行われていたことも判明。
同日記者会見した月形祐二市長は「消防職員の誇りを汚し、社会的に大きな影響を与えた。大変申し訳ない」と陳謝した。
13人のうち中心的な存在だったのは、分限免職となった課長補佐級の消防司令(45)と、懲戒免職となった係長級の消防司令補(43)。ほかの11人は、課長級の消防司令(49)を含む30~40代の男性職員で、市はうち9人を停職と戒告の懲戒処分、2人を訓告とした。
市によると、課長補佐級の消防司令は新入職員に「辞めるなら早く辞めろ」と言って退職に追い込んだり、消防本部トップの消防長ら幹部を「ポンコツ」などと何度も誹謗(ひぼう)中傷したりした。
消防司令補は若手職員をトレーニング室や車庫に呼び出し、懸垂をさせたり、約13キロの潜水ボンベを両手に1本ずつ持たせて歩かせたりした。約2時間正座させ暴言を吐くこともあったという。
2008年ごろから続いていたとみられる。2人は「そんなことはしていない」などと否認しているという。
昨年7月、職員へのアンケートと市長宛ての告発文書で発覚した。
市は監督責任を問い、消防長(60)ら5人も戒告の懲戒処分とした。(共同)
掲載元 : 日刊スポーツ 2017年3月3日21時48分
13人という大人数でのパワハラです。
13人という人数で長年に渡って同僚30人に様々なパワハラ行為をしている訳ですから、消防署内で知らない人はいないはずです。
それに…
他の記事に書いてありましたが、過去にも数回の内部告発があったようです。
しかし、改善されることなく、今度は、その告発者までがパワハラの標的にされていたようです。
糸島市消防本部は、内部告発をした職員を守れない訳です。
守れないどころかその情報を漏らしてしまう訳です。
組織として情報管理も甘かったのでしょう。
糸島市消防本部の幹部が頼りないから、パワハラの存在を知っていても何も言わずに黙っている職員がたくさんいたんでしょう。
こんな組織の中では、「間違っている!」と勇気を持って指摘するだけ損してしまいます…。
組織の中で変に力を持つようになると勘違いからこういったことは起こりがちです。
力を持った人間が間違った行為をしていても怖くて誰も言えない…ということは、多かれ少なかれ組織の中ではあるかと思います。
トップに立つ人間が改善する意識がなく、事なかれ主義のような場合、放置されてしまうのでしょうね。
このニュースにも書いていますが、この集団パワハラは市長あての告発文書で発覚した訳です。
市が動いてる訳ですから、糸島市消防本部だけでは改善することが出来なかったのでしょう。
今後は、強い意識を持った人がリーダーシップを持って行動していかないと糸島市消防本部は変わっていかないでしょうね。
長年に渡ってパワハラの温床となっていた福岡県糸島市消防本部ですが、この件をきっかけにこれからは良い方向に向かっていって欲しいと思います。
昔のことを思い出しました…
このニュースを見て、私が勤務していた当時のことを思い出しました。
私が勤務していた会社はトップである社長自身がパワハラ人間でしたから、誰も指摘することが出来ませんでした。
社長が怖い訳ですから、みんな黙って社長の言うことを聞いていました。
社員みんなで私の陰口を言ったり、無視したりして私はずっと孤立させられていました。
誰も「おかしい」と声をあげなかったですからね…。
声をあげるとパワハラの標的にされると思って恐れていたのでしょう。
今でも当時のことを思い出して眠れなくなることがあります…。
パワハラという腐った人間のする行為によって、心を壊される人が少しでも減るように強く願います。
今日は、ここまでにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。