モラハラの加害者・被害者になる人の特徴
今日は、モラルハラスメント(モラハラ)についての記事があったので取り上げてみました。
あなたは、職場や家庭でモラハラの被害に遭っていませんか?
私が勤務していた会社の社長はモラハラ社長でした。
これから紹介する記事を私自身が読んで、改めてモラハラ社長だったと再確認することが出来ました。
社長は、私と懇意にしていた時期がありました。
その頃、社長と2人で話をすると社長は常に従業員の文句ばかり言ってました。
そして、社長は、社内で従業員の揚足取りみたいな細かい注意ばかりしていて従業員から嫌われていました。
常に従業員を見下していた社長だったので、従業員に注意することによって優越感に浸っていたんでしょう。
その後、私のところに来て、「あいつバカだよ!」と従業員の文句を言ってました。
社長は、従業員の文句を言っているのに従業員を見下してバカにしたような嬉しそうな顔をして語っていました。
今思えば、社長は典型的なモラハラ男だったんでしょうね。
その後、私は社長に対して、「そういった行為(モラハラ)が良くない」と指摘してしまいます。
指摘してしまったために私が社長のパワハラ・モラハラの標的になってしまったのですが…。
これから紹介する記事にも書いてありますが、モラハラ男に異を唱えることは良くないようですね。
今となっては別に後悔していませんが、標的になった当時は「社長に色々と指摘したことが悪かったのかなぁ…」と思うこともありました。
私が退職勧奨されてしまったのはモラハラ社長が原因です。
このようなことがあったので、私自身はモラハラ人間に対して良くない感情を持っています。
モラハラ人間に対しては、関わらずに距離を置くのが一番良いようですね。
しかし、モラハラ人間が夫婦だったりしたら大変ですね。
最近では、モラハラが原因で離婚する夫婦も増えているようですね。
モラハラという精神的な追い込みというのも怖いもんです。
最近では、様々な問題が指摘されるようになっています。
あと、モラハラ人間は、自覚がないそうですから、この記事を読んで自分自身を見直してみるのも良いかもしれません。
それでは、記事を読んでみましょう!
身近にいる? モラルハラスメントの加害者、被害者になる人の特徴
「モラルハラスメント(モラハラ)」を知っていますか?
――休日、あるお宅では、家族での外出の準備をしています。お母さんは、朝食の片づけや子どもたちの世話に忙しく、一方、支度を終えたお父さんはさっさと運転席に乗り込み、エンジンをブルン、とかけはじめました。
お母さんは夫を怒らせてはいけないと、化粧もそこそこに、あせる気持ちで家中のカギをかけて回ります。しかしお父さんは待ちきれず、大きく2~3回クラクションを鳴らします。せかされたお母さんは、慌てて助手席に乗り込みましたが、運転席のお父さんは、「まったく、 いつものろまだな。グズならグズなりに、なんで昨日のうちから準備しておかないんだ!」とつぶやくのでした――。モラルハラスメント(モラハラ)は、こんな日常の何気ないやりとりのなかでも、しばしば見られるものです。身近な誰かの行動の中に非難できるポイントを見つけ、そこを陰湿に指摘するなどして、相手の価値を貶めるのが、加害者の常套手段です。加害者は、相手を見下すことで、優越感に浸ることができます。
こうしたモラハラは、家庭の中だけで起こるものではありません。友人、恋人関係でも起こりますし、職場のパワーを利用したいやがらせ(パワハラ)、異性に対する性的いやがらせ(セクハラ)も、モラハラの仲間です。つまり、どんな状況であれ、自分より立場の弱い人間に精神的な苦痛を与えて満足する行為は、すべてモラハラに関連するのです。
しかし、モラハラを受ける被害者は、なかなか加害者の支配から抜け出すことができないことが多いのです。それはどうしてでしょう?モラハラのワナから逃れられないのはなぜ?
モラハラを受ける側は、加害者の巧みな操作によって人間性を否定され、「自分はダメな人」と思い込んでしまいます。さらに、加害者は「一緒にいる私は、いつも迷惑を被っている」「被害を受けているのは私の方だ」と、自分の方が被害者であるように、思わせます。モラハラ被害者は、そうした操作を素直に受け入れ、自己否定に陥りやすいのです。被害者が自己を責めているだけでは、加害者の支配から抜け出すことができません。しかも、加害者は「ダメなあなたを受け入れられるのは、私しかいない」と、自分自身を「唯一の理解者」であるかのように思わせたり、離れようとすると罪悪感を植えつけ、優しい態度やへりくだった態度に豹変し、懐柔されることもあります。自立性や自己肯定感が低い人ほど、こうした態度に惑わされやすく、支配から脱出できなくなってしまいます。
しかし、モラハラを受け続けると、抑うつや不安、混乱、緊張が続き、心の病を発症してしまうこともあります。こうしたリスクを避けるためにも、本人がモラハラの被害に早めに気づき、加害者の支配から脱出する必要があるのですが、それにはまず加害者の特徴を知っておくことが必要になります。
どんな人がモラハラをするの?
モラハラ加害者になりやすい人には、一般的に次のような特徴が見られやすいので、心当たりがないかチェックしてみましょう。
- いつも自分が優位に立ち、賞賛が得られないと気がすまない
- 他人の気持ちに共感することや、心を通わせあおうという気持ちがない
- 他人をほめることをしない。欠点をあげつらい、いつも悪口を言っている
- 自分の考え方や意見に異を唱えられることを嫌がり、無条件に従うことを要求する
- 自分の利益のためなら、他人を平気で利用しようとする
- 自分は特別な人間だと思っている
モラハラ的言動を受けたときには、最初から「解決不可能な問題」と考えるのではなく、まずは、「そう言われるのは嫌だ」「不愉快だ」という自分の気持ちを伝え、相手とじっくり話し合うことが大切です。
とはいえ、加害者のなかには自分の言動のハラスメント性に無自覚な人が少なくありません。それは、都合のよい答えを導き出すために、自分自身の心を操作しているためです。そうすることで、「人を貶めなければ自尊心を保てない」という現実への直面化を避け、自己を防衛しているのです。したがって、被害者が加害者の心を変えようと努力しても、精神的負担を増やすだけで、疲弊してしまうことが少なくないのです。
交渉しても変わらない場合は、距離を置く
フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌは、著書『モラル・ハラスメント』のなかで、加害者が相手を不安に陥れるためによく使う方法について、次のように記しています。
- 政治的な意見や趣味など、相手の考えを嘲弄し、確信を揺るがせる
- 相手に言葉をかけない
- 人前で笑い者にする
- 他人の前で悪口を言う
- 釈明する機会を奪う
- 相手の欠陥をからかう
- 不愉快なほのめかしをしておいて、それがどういうことか説明しない
- 相手の判断力や決定に疑いをさしはさむ
※『モラル・ハラスメント』(マリー=フランス・イルゴイエンヌ著・高野優訳/紀伊国屋書店)より
もちろん、多少上記のような特徴を持ち合わせていても、すべての人がモラハラの加害者になるとはかぎりません。たとえば、精神的にまだ未熟な人や、挫折を知らない人は、尊大な態度で他人を傷つけてしまうこともあるでしょう。その人に自己中心的な部分があるとしても、少しでも他人を認め、共感を求める気持ちがあれば、いずれは精神的に成長し、思いやりが育っていくと思います。しかし、何度交渉しても変わらず、自己満足のために他人を利用するようなら、早めに距離をおいた方が賢明だと思います。どうしても、その関係から抜け出せない場合には、なるべく相手との精神的な交流を断つことで、自分を守っていくことも必要なのではないかと思います。
(文:大美賀 直子)
掲載元 : livedoor NEWS 2017年3月26日 23時15分 All About
いかがでしたか?
思い当たることはありませんでしたか?
あなたの身近にもモラハラ人間がいるかもしれません!
この記事を読んで「あの人、モラハラだよ!」と思い当たる人がいたら、注意してくださいね。
この記事がモラハラを見直す、またはモラハラについて意識するきっかけになれば幸いです。
今日はここまでにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。