裁判したいけど、経済的に余裕がない場合
裁判を考えているけど、経済的な事情で出来ない場合があります。
そういった場合でも裁判を行なう方法があります。
例えば、こんな場合など…
法テラスに相談しよう
法テラスでは、お困りごとに応じて、問題を解決するための法制度や手続き、適切な相談窓口を無料でご案内します。
また経済的に余裕のない方には、民事法律扶助業務としての無料法律相談をご案内します。
民事法律扶助業務とは・・・
経済的に余裕がない方が法的トラブルにあった時に、無料で法律相談を行い、弁護士・司法書士の費用の立替えを行う業務です。(総合法律支援法第30条第1項2号)
「法律相談援助」
- 無料で法律相談が受けれます。
「代理援助」
- 裁判所提出書類の作成等における司法書士・弁護士費用の立替え。(報酬・実費等)
「書類作成援助」
- 民事、家事及び行政時間に関する手続きまたはそれに先立つ示談交渉等における弁護士・司法書士費用の立替え。(着手金・実費等)
これらの費用を立替えてくれますので、経済的に困っている場合でも費用を心配することなく裁判に望めます。
民事法律扶助の意義
憲法32 条は、「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない」ことを保障していますが、訴訟に要するさまざまな費用を自ら負担できなければ、実際に自分の権利を裁判によって実現することはできません。
法律扶助は、弁護士・司法書士の費用を援助することによって、「裁判を受ける権利」を実質的に保障する制度と位置づけられています。
法律扶助は、昭和27 年に設立された財団法人 法律扶助協会によって長年担われてきましたが、平成18 年10 月に法テラスに引き継がれました。
手続きの流れ
援助を受けるための条件
援助を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。
経済的に厳しい場合でもこのような制度があるのは、助かりますね。
法律的に困った場合は、法テラスに相談することをお勧めします。
もっと、詳しく知りたい方は、こちらのホームページへ → 法テラス
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
【次回】
次回は、「法テラス」について書いていきます。
国民が誰でも「裁判を受ける権利」を実質的に保障する制度として「法テラス」があります。
弁護士さんに相談したい場合は、「法テラス」を利用するのも一つの手です。
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