１９歳自殺　会社と上司に７２６０万円賠償命令【会社側が控訴】

 

以前、この件に関して記事を書いたのですが、この件の続報が報道されていたので紹介します。

それでは、見てみましょう。

 

 

 

「会社を辞めろ」…パワハラ訴訟で会社側控訴 福井地裁
福井市の消火器販売会社に入社した男性が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして父親が損害賠償を求めた訴訟で、同社と当時の上司側は１１日までに、約７２００万円の支払いを命じた福井地裁判決を不服として名古屋高裁金沢支部に控訴した。６日付。

同社側の代理人弁護士によると、控訴理由は「会社側の言動は職務に必要な指導の範囲内でパワハラとはいえず、自殺との因果関係も認められない」としている。

判決によると、男性が正社員として入社後、仕事の失敗を理由に、上司から「会社を辞めろ」などの言動を繰り返し受けてうつ状態となり、自宅で首をつり自殺した。

産経ニュース 2014.12.11 12:23

 

 

会社側は納得がいかないのでしょうけど、この男性はこの消化器販売会社に入社しなかったら、苦しむことも自殺することもなかっただろうと思います。

 

ちなみにこの消化器販売会社は、暁産業というそうです。

会社側は「指導の範囲」と主張している様です。

 

私は、結果が伴っていれば、正常な指導といえると思いますが、指導された側を追い詰めていたんであれば、正常な指導ではなくパワハラだと思うのですが、どうなんでしょうか？

ましてや「死ね」などという言葉が正常なのでしょうか？

 

指導するというのは簡単なことではありません。

立派な指導者とされる人は、相手を尊重して結果の伴う指導をするだろうし慕われます。

 

それにしてもご遺族の気持ちを考えると辛いですよね。

裁判になると戦いですから、足の引っ張り合いのようになり、どちらも傷付きます。

私も子供がいますが、子供のことを色々と言われたら親としては我慢なりません。

それなのに亡くなった息子のことを色々と言われると思うと考えるだけで辛いです。

なんとか頑張って欲しいと思います。

 

 

 

あなたの職場では労働基準法が守られていますか？

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パワハラ、嫌がらせに対抗するためには…

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少しでも悩んでいる人の役に立てれば幸いです。

 

今回は、ここまでにします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。