警察官のパワハラ
警察官のパワハラのニュースがありましたのでご紹介します。
こういったニュースを見ると警察官など公務員の不祥事に対する処罰というのは甘いんじゃないのかなぁ…といつも思ってしまうのですが、こんなものなのでしょうか…?
まぁ、いきなり厳しい処罰をしたところで、逆に訴えられたりしたら負ける可能性があるでしょうから、こんなものなのかもしれませんね。
「進歩がなく、感情的に」部下を足蹴り、暴言…36歳警部補をパワハラで減給・降格 奈良県警
奈良県警は22日、部下で20代の男性巡査長に足蹴りするなどのパワハラをしたとして、奈良署勤務の男性警部補(36)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とし、同日付で巡査部長に降格させたと発表した。また、指導・監督を怠ったとして、上司にあたる同署勤務の30代の男性警部を本部長注意とした。
県警監察課によると、警部補は4月16日~10月9日、巡査長に対して主に当直勤務中にすねを足蹴りするなどの暴行を加えたり、「なんでできへんのや」などと暴言を繰り返したりした。
警部補は「指導の割に進歩がなく、感情的になった。人間関係ができているからパワハラにならないと勝手に思い込んでいた」と反省しているという。
掲載元 : 産経WEST 2017.11.23 12:24
人間と人間との信頼関係というのは難しいですよね。
一方が相手を想っていたとしてももう一方はそこまで想っていないというのは、良くある話です。
あまり思い込まない方が良いようですね。
信頼関係というより、手や足を出してしまうこと自体がアウトですからね。
信頼関係があったとしたら、どんな信頼関係なのか…?
少し前の記事ですが、こんな記事もあります。
警察の懲戒処分122人、逮捕者29人 17年上半期
今年1~6月の上半期に免職や停職などの懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は計122人(前年同期比1人増)だったことが20日、警察庁のまとめで分かった。このうちセクハラによる処分は6人(4人減)で、パワハラは3人(1人減)。逮捕者は29人(8人減)だった。
具体的な処分理由では、セクハラを含む「異性関係」が39人(10人減)で最も多かった。次いで「窃盗、詐欺、横領など」の25人(7人減)、「交通事故、違反」が19人(5人増)などだった。
処分を受けた122人のうち、暴力団への捜査情報の漏洩といった業務に関する処分は29人(1人減)、万引きや交通事故などの私生活における処分は93人(2人増)に上った。
処分の内訳は免職12人、戒告19人、減給56人で、いずれも2~3人の減少だった。一方、停職は9人増え35人だった。
都道府県警別で見ると最多は警視庁と福岡県警の12人で、神奈川県警の9人、大阪府警の8人が続いた。〔共同〕
掲載元 : 日本経済新聞 2017/7/20 10:42
この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれなのでわかりませんが、私自身は思っていたより少ないと感じました。
警察官の不祥事というのは、ニュースになったら目立ちますし、印象に残りやすいのかもしれませんね。
もっと多いかと思っていました。
警察官の皆さんが安心して働けるのが一番です。
不祥事を起こすのではなく、市民のお手本となるように考えてもらいたいと思います。
今日は、ここまでにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。