社員を追い詰める「報復人事」が後を絶たず
無理な異動や配転を強制される「報復人事」が後を絶たないということが書いてある記事がありましたので、取り上げてみました。
私も同じような経験をしました。
それでは、見てみましょう!
オリンパス社員は訴え却下 サラリーマン追い詰める報復人事
オリンパスの現役社員が不当な配置転換をさせられたとして会社に慰謝料などを求めた裁判で、東京地裁が請求を棄却して話題になっている。男性は同社の石川善久氏(51)。発端は2011年の粉飾事件でオリンパスの業績が悪化し、石川氏が退職勧奨を受けたことだった。
「石川氏は退職勧奨の話が出たとき、経営幹部が責任を取らず末端の社員を切るのはおかしいと批判したのです。彼は計5回にわたって退職を勧められたが拒絶。その後、顕微鏡の開発部門から教育・訓練の部署への配転を命じられた。石川氏は“人員削減を批判したことへの制裁だ”として配転の無効と880万円の慰謝料を求めて提訴しましたが、地裁は『当初から予定された人員配置だった』と判断して棄却しました」(司法記者)
サラリーマンにとって他人事ではない。会社を批判したためリストラ候補にされたり、無理な異動・配転を強制される「報復人事」が後を絶たないからだ。
「特に危険なのが40~50代の管理職。社長や役員と接して経営方針を批判したり意見具申する機会が多いからです」とはNPO法人労働相談センター副理事長の須田光照氏だ。
「経営陣が“社員の分際で生意気な”と腹を立て、追い出し部屋に押し込んだり、地方に飛ばしたりするケースが毎日のように報告されています。ある小売りチェーンの社員は会議で店のレイアウトを変えるよう提案しただけで社長の逆鱗に触れ、配転させられました。介護が必要な老親を持つ人を遠隔地に飛ばすような陰湿な人事は増える一方です」
営業や総務の社員を倉庫係や製造現場に送り込んだり、一日中、新聞の切り抜きやシュレッダー作業をさせる嫌がらせも少なくない。
「目障りな社員を彼と相性が悪い上司の下に配置したり、誰もが嫌がるクレーマー客の担当にする手口もあります。報復人事を受けた人の5人に1人は精神的に不安定になっています」(人事コンサルタントの菅野宏三氏)
どうすれば横暴な配転、退職勧奨から身を守ることができるのか。
「会社を批判するときは仲間を集め、自分ひとりの意見でない状況をつくることです。もし配転や退職を強制されたら、何も答えずに“検討させてください”と退席し、弁護士や労働相談に電話してみる。いまは人事部も交渉内容を録音する時代。“はい”とか“分かりました”とうなずいたら、“キミは承諾した”と揚げ足を取られてしまいます」(須田光照氏)
恐ろしい世の中だ。
2015年7月12日 10時26分 日刊ゲンダイ
この記事を読んで、私が過去にされたことを思い出しました。
私も元勤務先で管理職でしたので、社長と話す機会が多くありました。
社長との会話で、意見をした為に報復人事のようなことをされました。
私の場合は、孤立させられて、仕事を取り上げられ、「横領した」などの嘘の噂を流されたのですが、そのことを思い出しました。
私が経験した出来事は、当ブログで「会社との戦いの記録」を書いていますので興味のある方はご覧ください。
この記事に書かれているようにサラリーマンの方は、他人事ではないですからね。
いつそのような事態になるかわかりません。
人生は何があるかわからないと本当に思います。
私自身も順調に勤めていたと思っていましたし、まさかこの様なことになるとは少しも思っていませんでしたらから…。
こういった記事を参考にして、自分自身の身は、自分で守るという気持ちで気を引き締めて勤務して下さいね。
仲間だと思っていた同僚もいつ手の平を返すかわかりませんからね。
また、そうなっても良いように記録だけは残しておくようにして下さい。
私も日記を書いて記録を残しておくことでずいぶんと助かりました。
日記を書いておいて、本当に良かったと思っています。
あと、日記と一緒に録音もしていたのですが、録音も本当に大きな武器になりますので、お勧めします。
何もなかったとしてもICレコーダーを1つくらいは、常にポケットに入れておくようにしましょう。
そのうち、そういった防衛手段を取ることが当たり前の時代になるかもしれませんね。
必ず記録を残すようにしましょう!
会社とトラブルになっている方は、必ず記録を残すようにしましょう!
記録を残すことについては、以下の記事に書いていますので、興味のある方はご覧ください。
戦うためのアイテム
証拠を残して会社の不当行為を証明しましょう
記録を残すのは、面倒に思う方もいるでしょうが、絶対に記録していて良かったと思うときが来ます。
日頃から、心がけるようにしましょう!
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パワハラに屈して辞めてしまう人がたくさんいます。
少しでも悩んでいる人の役に立てれば幸いです。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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