労基署での聴き取り調査
前回の記事に引き続き、労災申請の件です。
ずっと不安で憂うつに思っていた労基署での聴き取り調査の日がついにやってきました。
行きたくないなぁ…と思う気持ちもあるのですが、これだけは行かないと労災申請が進みません。
労基署に面談に行ってきました
私自身は、相変わらず状態が悪くしんどいので妻に車を運転してもらって、労基署まで行ってきました。
労基署では、担当の職員が出迎えてくれました。
そして、妻が聴き取り調査に対して心配し、「主人の体調も良くないので聴き取り調査に付き添います。」と言ってくれたのですが、労基署の職員に一度は断られました。
しかし、労基署の方でも検討してくれたようで、一緒に付き添っても良いということになったので、妻と2人で聴き取り調査を受けました。
個室に入って聞き取り調査が始まりました。
個室には、臨床心理士の方がいて、労災担当の職員と2名から色々と聞かれました。
私がされてきたパワハラ・嫌がらせに関しては、2年間に及んで行われましたので、私の日記や残しておいた証拠、録音のデータなどはかなりのボリュームになります。
全てを詳細に覚えている訳ではないですから、事前に弁護士さんが書面にしてまとめてくれていました。
その書面がかなり役に立ちました。
ほとんど、その書面を見ながら、聞き取り調査に答えることが出来ました。
当時を思い出し、辛い気持ちになることもあったのですが、いかに会社が悪いことをしている会社なのかを労基署にもわかって欲しい。
いかに私が辛い状況だったから、理解して欲しい。
その思いで私がされてきたパワハラ・嫌がらせを伝えていきました。
時間がかかりました…
私としては、労基署の聴き取り調査は、初めての経験ですから、どんな内容なのかすごく気になっていたのですが、かなり時間がかかりました。
労災担当の職員は、私が答えたことをその場でパソコンに入力していきます。
その入力の際、臨床心理士の方と2人で相談しながら入力していきますので、思ったより時間がかかります。
質問され、私が答えたら、その内容を2人で検討しながらパソコンに入力していきます。
なので、私は、質問に答えたら、入力している間、ずっと待つことになります。
「質問に答えたら、入力するのを待つ」ということを何回も何回も繰り返していきました。
そんなことをずっと繰り返し、聴き取り調査が終わりました。
途中で休憩もありましたが、結局、約6時間もかかり、すごい疲れました。
最後に労災担当の職員がパソコンに入力して作成した書類を確認し、間違いがなかったら、署名捺印します。
私は、その作成した書面のコピーをもらえないか聞いたのですが、コピーは出来ないとのことでした。
審査には時間がかかる
労災の審査には、早くて、約6ヵ月かかるそうです。
早くてと6ヵ月いうことなので、それ以上にかかる場合も多々あるようです。
労災申請をすることを決めてから、今日の聴き取り調査までで、2ヵ月ほど経っている訳ですからね。
長いですねぇ…。
2月末くらいになるようなことを言っていました…。
精神疾患での労災申請は、受理されるのが3割程度ということなので、簡単ではありあせん。
結果がどうなるかはわかりませんが、申請が通れば良いのですが…。
労働基準監督署は、今日の聴き取り調査で作成した書面を元に色々と調べていくようです。
私が答えた内容が実際にあったのかどうかを会社にも聞くそうです。
また、私の他の社員たちにも話を聞く場合があるそうです。
それなりに社内では話題になりそうです。
あと、最後の方に労基署の担当者からの質問で、「金太郎さんがされてきたパワハラなどを証言してくれる元勤務先の人は居ますか?」と聞かれました。
だいたい勤務していて、会社に不利な証言をする人はあまり居ないでしょう。
証言したことが会社にバレたら、その人物まで被害に遭うことになってしまいます。
私は、その質問を聞きながら、勤務していた当時のことを思い出しました。
当時は、元同僚たちも社長にパワハラの標的にされるのが、怖かったからだとは思いますが、一緒になって私に対して嫌がらせをしてきました。
職場のほぼ全員で無視されたりしました。
そのことを思い出して辛かったのですが、労基署の人にも言いました。
社長が怖くて一緒になって私に嫌がらせをしてきた人たちが会社が不利になる証言をしますか?
こんな状況で正直に会社が不利になるようなことを言える社員は居ないと思います。
会社がどんな対応をするのか気になります
私は、会社を退職したので、元勤務先内で何を言われてもそんなに気になりません。
私が労災申請をしたことを非難する空気に社長がしているでしょうね。
今までの経緯を考えると在職中に労災申請をされる方はすごいなぁ…と思います。
かなり勇気のいることでしょうし、しんどいですよね。
それに本人で労災申請する人は、本当にすごいなぁと思います。
あと、元勤務先はブラック企業ですから、会社が悪いとは認めないでしょうね。
どっちにしろ、私のことを悪者扱いして、変なことを言うでしょうね。
しかし、私が聴き取り調査で話をした内容は、証拠もたくさん残してありますし、労基署も理解してくれると信じるしかありません。
私がうつ病になったのは絶対に元勤務先のせいです
私は、会社のせいでうつ病を発症したと思っています。
会社から、パワハラ、嫌がらせをされていなかったら、うつ病にはなっていません。
このブラック企業で働いていなかったら、絶対にうつ病になってなかったと思っています。
しかし、それは私の主観でしかありません。
労基署がどのような判断をするのか?
すごく気になります。
しかし、この間の調停では会社側が悪いと認めたから、私に解決金を支払った訳です。
会社は、「金太郎が悪い」と主張しておきながら、会社の方が悪いと認めたから、私に解決金を支払った訳です。
今回の労災申請に関しては、元勤務先は私のことに対して、色んなことを言ってくるように思いますが、元勤務先が悪いことは明らかなんですけどね。
それは、会社もわかっているはずです。
結果が出るのは、まだまだ先ですし、どうなるかわからないのであまり気にすることなく過ごすしかないようですね。
しかし、気になります…。
とりあえず、今日はなんとか聴き取り調査を受けることが出来たので一歩前進と思うしかありませんね。
それにしてもしんどい状況は、まだまだ続きそうだなぁ…。
なかなか状態は、よくなりません…。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
【次回】
元同僚が私のために証言してくれると名乗りを上げてくれました。
>次回 「協力してくれる人がいました」