ブラック経営者と戦おう!
私は、会社と戦った結果、最終的には会社を辞めました。
もうこんな会社にいても意味はないと感じたからです…。
しかし、そう思うまでには色んなことがありました。
理不尽な会社に負けたくない
会社でパワハラ、セクハラ、モラハラ、嫌がらせなどを受けて、「もう辞めようか…」と思っている方はたくさんいるかと思います。
私自身は、このブログでも何回か書いていますが、会社から退職勧奨をされ、その後、嫌がらせを受けてきて、我慢の限界も超えました。
何回も辞めることを考えました。
精神的に追い詰められたときは、死を意識したこともありました。
そんなある日、「どうせ辞めるつもりだったら、その覚悟で戦ってみよう!」と考えるようになりました。
私が何か重大なミスをしたとか犯罪を犯したというのであれば、解雇されても仕方ないですが、
何も悪いことはしていません。
ものすごく悩む日々が続いたのですが、よく考えたら、会社から喧嘩を売られたようなもんです。
喧嘩を売られて、争いをせず辞めるのも一つの方法だとは思いますが、私は「売られた喧嘩を買う」ことを選択しました。
それからは、辞める覚悟で会社と戦うことを決め、それからずっと戦ってきました。
今では、戦う選択をして良かったと思っています。
戦わずに辞めていたら、絶対に「あのとき戦っていれば良かった」と後悔していたと思います。
しかし、戦うほうが良いかどうかは、人によって様々だと思います。
どの選択がベストなんだろう!?
私は、泣き寝入りしないで、会社と戦って良かったと胸を張って言えます。
しかし、それが誰にでも当てはまるかといえば、そうでもないと思っています。
会社と戦うとなるとかなりしんどい思いをします。
すっぱりと会社を辞めて次の道を進むのも良い選択だと思います。
会社とのトラブルで苦しんでいる人は、普段からパワハラなどを受け続けて、ただでさえしんどい状況です。
そんな状況でさらに戦うとなると余計にしんどい状況になる可能性が大です。
私もしんどくなりました…。
しかし、本当は、私が経験してきたように同じような苦しみを抱えている人には、戦って欲しいと思っています。
諦めて泣き寝入りする労働者が多いから、経営者は余計に調子に乗ってパワハラを繰り返します。
ブラック経営者は、パワハラで苦しんで泣きながら辞めていく従業員を見て、勝ち誇った顔で笑っていることでしょう。
私はそんな状況が許せなかったので、辞める覚悟で、どうせだったら戦おうと思いました。
ここで辞めてしまったら、一生のトラウマになるかもしれないし、この気持ちは解消されないと思いました。
しかし、このブログを初めてから同じように苦しんでいる人から相談を受けることがあるのですが、簡単に「戦った方が良い」とは言えません。
戦うことによって、余計にしんどい状況に追い込まれるでしょう。
それに「必ず勝てる」とはいえないですから…。
しんどい状況に追い込まれた上に負けてしまったら、かなり辛い状況になってしまいます。
戦うとなったら、お互いに言われたくないことを言い合う訳ですから、生半可な気持ちでは精神的に持ちません。
その人が思っていた以上にしんどい思いをしてしまい精神的に立ち直れないくらいのダメージを受けるかもしれません。
だから、私は無責任に「戦った方が良い」とは言えませんし、言いません。
しかし、本音では戦って欲しいと思っています。
また、私は、基本的には労働者の方が有利だとは思っています。
ブラック企業の場合、経営者側の方が悪いことをしている場合が多いからです。
辞めてしまったら、経営者の思う壺です
戦いになれば、経営者は、「従業員が悪いことをした」と訴えてくるでしょう。
しかし、そんなに悪さばかりする従業員もあまりいるとは思えません。
「横領」や「詐欺」など犯罪的な悪さをするような従業員も中にはいるでしょうが、そんなことをすれば、争う余地もないですし、解雇されてしまいます。
そういった方は、「嫌がらせを受けて、辞めさせられようとしている」という様な悩みとは別な悩みだと思います。
そうではなくて、真面目に働いているのにパワハラ、セクハラ、モラハラ、嫌がらせなどを受けて苦しんで辞めようと考えている労働者の場合、悪いのはたいがい経営者や上司の方です。
経営者もそれがわかっているから、解雇にもしないで、パワハラ、嫌がらせを続けてくるのです。
パワハラや嫌がらせで精神的に追い詰めて、「早く辞めれば良いのに」と思っている訳です。
それなのに泣き寝入りして辞めてしまうのはどうかとずっと思っています。
辞めてしまったら、経営者の思う壺です。
疲れきった労働者が「もう諦めて辞めます」というのを聞く度に「本気で戦ったら勝てるのに!」、「泣き寝入りするとブラック経営者が余計に調子に乗ってしまう…」と思ってしまいます。
だから、もしあなたが苦しんでいて、「会社が許せない」と思っているのであれば立ち上がって欲しい。
あなたは絶対に悪くない!
戦って、ブラック経営者をギャフンと言わしましょう!
後の人生を考えたら、このままこの出来事がトラウマになって引きずって生きていくのであれば、ケジメを付けるためにも戦おう!
というのが私の本音です。
証明することが出来れば、勝てます!
戦うとなると、あなたが会社から受けてきた不当行為があったということを証明しなければなりません。
あなたがどれだけ強く訴えたとしても証明するものが無かったら、認めてもらえません。
会社側も「そんな事実はなかった」と強く反論してくるでしょう。
どちらも証拠もなく、強く訴えているだけなら、どちらが本当のことを言っているか判断が難しくなります。
また、会社は、従業員も使って、多くの人数で証言してくる場合があります。
多人数から証言されたら、事実無根の嘘だったとしても「会社の言うことの方が証言者の数も多いし、真実味がある!」などと受け止められてしまうかもしれません。
実際に私の知り合いにも裁判で、会社から事実無根の嘘ばかり言われた結果、悔しい思いをした人がいます。
そんな状況に陥らないためにも日記、録音などは大事です。
日記、録音、録画、写真、資料、など、証拠となる物が数多くあれば、まず従業員が負けることはないと思っています。
しかし、そこまでコマメに記録を残している人は、あまり居ません。
少ない材料の中で戦っていくしかありません。
証拠が何も無かったとしたら、状況は苦しくなります。
ですから、あなたがもし会社からのいやがらせ等で辛い状況なのであれば、なるべく多くの証拠を残すように心がけましょう!
出来るのであれば、明日からでも動いた方が良いです。
私は、約2年間に渡って、嫌がらせを受け続けてきて、身も心もボロボロになっていましたが、録音と日記だけはかかさず行なっていました。
特に録音の方は、絶対に実行したほうが良いです。
ポケットに録音機器を入れておいて、スイッチを入れるだけです。
難しく感じるかもしれませんが、家で何回か練習すれば、誰にでも簡単に出来ます。
そういった証拠を残しておくことで未来が大きく変わります。
無責任に「戦った方が良い!」とは、言えません。
しかし、「録音しておいた方が良い!」と言うことは自信を持って言えます。
あなたの身の潔白を証明し、いかに悪いブラック経営者かということを証明したいとは思いませんか?
その未来を作るのもあなたの努力しだいです!
未来を変えていきましょう!
少し熱くなってしまいましたが、私はそう思っています。
最近は、会社とのトラブルで困っている人からの相談が多いのですが、私はこの様に思っています。
苦しんだ結果、私に相談してきてくれているので、無責任に「戦った方が良いですよ」とは、言えません。
余計にしんどい状況になる可能性は大です。
今まで散々苦しんできた人に「戦うと余計にしんどい状況になる」と説明した上で「それでも戦った方が良い」とはなかなか言えません…。
リスクが大きいのも確かです。
しかし、何度も言いますが、戦って、ブラック経営者をギャフンと言わして欲しいのです…。
そのためには、証拠を残しておくことが一番、大事です。
下記の記事で証拠を残すためのことを書いていますのでご覧ください。
戦うためのアイテム
証拠を残して戦うための武器を増やしておきましょう!
世の中から、他人への配慮も出来ない無責任で無知なブラック経営者が居なくなることを願っています。
そのためには、一人ひとりが立ち上がって戦うしかないと思っています。
あなたの一歩を踏み出す勇気が人生を大きく変えるはずです。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。