退職勧奨を受け入れるということ
「退職勧奨を受け入れる」ということについて、私なりの考えを書いてみようと思います。
私は、社長とのトラブルにより、退職勧奨を受けました。
ワンマンな会社だったので、社長に意見をした私のことが気に入らなくなったんだと思います。
しかし、意見の対立なんていうのは会社を良くするために起きて当然だと思っていますし、そういった意見も受け入れてエネルギーにする器量の大きさもないと会社は大きくならないと思っています。
イエスマンばかりの会社は、その社長の器より大きくはならない。
いろんな意見やアイデアを受け入れる。
たくさんの意見を受け止める器が大きいほど、会社も大きくなっていくと今でも信じています。
それだけ、活躍する人数も増えていきますからね。
会社が良くなる為に言った意見で追い出される羽目になる訳ですが、何も言わずに我慢して生きていくことが出来ない私も社長からしたら問題社員になっていたのかもしれません。
社員もほとんどの人が私のことを頼りにしていた部分もあったので脅威に感じたのかもしれません。
悪人扱いされる辛さ
そういったこともあり、私は社長から悪人に仕立てあげられていくのですが、何も悪いことをしてないのに悪人扱いされることを受け入れることが出来ませんでした。
今でも「私が悪人」という嘘を受け入れることは出来ませんが、そういったことが起きている事実は受け入れることが出来るようになりました。
実際に拒否したいくらいの事実ですし、どう考えても受け入れることなんて出来ません。
しかし、拒否したくても起きていることは事実だし、それを受け入れることが少しずつ出来るようになり、どう対処していくのかを考えることが出来るようになってきました。
受け入れるまでは、かなり辛い
受け入れるように薦めていますが、私は、実際に受け入れられるようになるまでには、かなりの時間を要しました。
現実を受け入れられないから、ネガティブな気持ちばかりが出てきて、無気力になってしまい何も出来なくなりました。
社長に意見した私が悪かったなどと思ったりするようにもなり、自己否定ばかりしていた時期もあります。
家に帰っても笑うことすら出来ません。
テレビを見て笑うことも無くなりました。
テレビを見る気力も無くなってしまったのです。
毎週のように日曜日になると子供を連れて遊びに行っていましたが、それも出来なくなりました。
現実を受け入れられなかったのです。
受け入れた上で戦っていく
タイトルに「退職勧奨を受け入れるということ」と書きましたが、これは、「会社からの退職勧奨に従う」という意味ではありません。
退職勧奨があったという事実を受け入れて、その上で戦っていくことが大事だということです。
受け入れることが出来ないと気力が湧いてこないし、何をするにしても拒否ばかりしてしまい戦うことが出来ません。
私も事実を受け入れるまでに時間はかかりました。
時間がかかった分、無駄にしたところも多かったのです。
なるべく早く事実として受け止めて、対策を練ることをお勧めします。
会社から、いつ「明日から来るな!」と言われるかわかりません。
そうなる日が来る前に揃えられる物は揃えておかないといけません。
そうなる日を想定して、記録を残していかないといけません。
しかし、受け入れることが出来ずに無気力になっている間は、何もする気になりません。
色んなことをされたのに何も残してなかったら勿体無いです。
時間と精神的損害を無駄にしないためにもなるべく早くに受け入れて切り替えていきましょう!
今更、良好な関係に戻ることはあまり考えられません!
嫌がらせについて
嫌がらせをされるのは嫌だし、受け入れたくない事実です。
しかし、嫌がらせをされている事実も嫌だけど、受け入れて、記録に残していきましょう!
録音や録画が出来るのであれば、絶対にやっておきましょう!
受け入れることを決心したなら、嫌がらせをされた記録の数が多いほうが絶対に良いです。
マゾの気があると勘違いされても困るのですが、嫌がらせをたくさんされて、精神的に追い詰められた方がむしろ良いと思っています。
かなり辛いですが・・・。
被害の数が多い方があとから強い武器になります。
記録に残してなかったら、嫌がらせをされたことを証明出来ず無駄になってしまう可能性もあるので、必ずして下さい。
本当にマゾになってしまって、快感になって記録しなくても良いならいいですが、そんな人はあまり居ないと思いますので、我慢してでも記録に残しましょう!
こういった姿勢があとの戦いで役に立ちます。
そこまで考えられないかもしれませんし、精神的に嫌かもしれませんが、たくさん嫌がらせをされて、たくさん記録を残していきましょう!
受け入れたくない事実を受け入れて、嫌がらせを受けた記録や証拠を残していく。
それが、あとで戦うときに超強力な武器となります。
日本の法律は、ワンマンな社長や上司から労働者を守るため、労働者が不利にならないように…、労使対等を基本に出来ています。
給与を払っているからと偉そうにしている社長も対価として、労働者から労働力を得ている訳ですから、どちらが偉いなんてありません。
そういった社長とも対等に戦えるように日本の法律は出来ています。
記録と証拠という武器を揃えて、戦いに備えていきましょう!
武器がたくさんあると絶対に勝てます。
パワハラなどをする他人に対する配慮の無い人間にあなたが負ける訳がありません。
最後に笑うのは、あなたです。
最後には、笑える日がきっと来るはずです。
私もそれを信じて、戦っています。
お互いに頑張りましょう!
今回は、ここまでにしたいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。