会社と戦うということ
私は、会社からパワハラ・嫌がらせを受け続けて、うつ病を発症しました。
その後、退職勧奨されて、会社と戦う決心をしました。
では、会社と戦うということはどういうことなのか考えてみました。
みんなストレスを溜めながら勤務している…
私が経験したように会社からパワハラや嫌がらせを受けている方は世の中にたくさんいると思います。
だいたいの人がそういった日常が嫌になり、会社を辞めていくのだと思います。
本当に辛い日々ですからね。
私も精神的に追い込まれて辞めようと思ったことは何回もあります。
しかし、何も悪いことをしてないのになぜ辞めないといけないのか?と思うこともありました。
みんな、ギリギリのところで苦しんでいるはずです。
多かれ少なかれ、ストレスを抱えて生きています。
ストレスの全くない人の方が少ないくらいです。
綱渡りのように、誰かが少しでも押したら落ちてしまうようなギリギリのところを歩いている方はたくさんいると思います。
あなたもそんな思いをしていませんか?
なんとかしたい…
私は、パワハラ・嫌がらせを受けている当時、ギリギリの精神状態でした。
どうにかならないのかと悩んでいたました。
本当に辛くて、しんどくて、どうしようもなくて、すごく追い込まれていました。
家族のことや将来のことを考えると不安で仕方ありません。
立っているのもしんどいし、呼吸をするのもしんどくなっていきます。
どうにかならないかと思って、戦うことを決めた訳ですが、戦うことで楽になることはありませんでした。
すぐに楽になることはありませんでしたが、その先に素晴らしい景色があると信じて、歩いていくしかありませんでした。
会社に殺される…
会社に雇用されて勤務するということは、貴重な人生の時間やエネルギーを注いでいくことになります。
誰もが多かれ少なかれ、会社にエネルギーを注ぐことになるでしょう。
しかし、退職勧奨をされるということは、その全てを踏みにじるようなことを会社はしている訳です。
私だけではなく、家族を含めた一家全員が路頭に迷うことがわかっていて、会社は潰しに来ている訳です。
大袈裟かもしれませんが、会社は私を殺しに来てる訳です。
辞めさせられて、いきなり収入が無くなるということは生活が出来なくなります。
また、大袈裟ではなく、パワハラが原因で自殺する人もいる訳です。
私も精神的に追い詰められて、死ぬことを考えたこともあります。
それくらい追い詰められたときに
「これは、私たち家族が殺人鬼に襲われて殺されそうになっている状況と変わらないのではないか?」
と考えるようになりました。
例えば、強盗が私の自宅に来たとして、そんな殺されそうな状況で黙っていられるかといえば、私は黙っていられません。
例えが良くなくて悪いのですが、例えば…、強盗が目の前で家族の1人を殺したとしましょう。
私は、その強盗を殺したくなりますし、その場で殺してしまうかもしれません。
たとえ、恐ろしい殺人鬼であっても私は家族のために戦います!
黙って我慢して泣き寝入りなんて出来ません。
殺されても何も訴えない人なんてなかなかいないでしょう。
会社も同じです。
泣き寝入りして辞めたら、殺人鬼が喜ぶだけです。
あなたに何のメリットもありません。
会社のルールに従わないといけない!?
私の場合、「金太郎は悪い奴」という噂を社長によって社内中に流され、責められ続けたのですが、よくよく考えると悪いことなんてしてない訳です。
どちらが悪いかといえば、絶対に会社の方が悪い訳です。
しかし、会社に属している限り、会社のルールに支配されているので、従うしかないと考えてしまう。
ほとんどの方がそう思ってしまうでしょう。
しかし、それは会社という小さな世界の中だけの話であって、世の中のルールでいえば、会社の方が間違っていることが多いと思います。
会社は、私が悪者だということで喧嘩を仕掛けてきた訳ですが、それならどちらが悪者か戦って白黒つけようじゃないかと私は思いました。
しかし、そう思ってからの日々はますますしんどい状況が続きました。
会社としては、されたくないことを私がしている訳ですから、邪魔でしかないし、会社からしたら私は悪者です。
会社としては、退職勧奨に素直に従って辞めて欲しいのです。
私がなかなか辞めないので、会社は辞めさせるために余計にパワハラ・嫌がらせがエスカレートしていきます。
絶対にわかってもらえるときが来るはずです!
しかし、そのパワハラ・嫌がらせが余計に会社の首を絞めることになります。
私はそう信じて、ずっと耐えてきました。
時間はかかるけど、必ず証明することが出来る日が来ると信じていました。
そのためには、記録を残しておくことが大事だと考えました。
後から、私が「会社からこんなことをされた」と話をしても証明することが出来なければ、事実と認めてもらえない可能性もあります。
事実だと認めてもらうには、証拠を残しておくしかないのです。
あなたがもし会社から苦しめられていたとしても諦めないで欲しいと思います。
あなたの苦しみを理解してもらえる日は、絶対に来ると信じて、戦って欲しい。
そのためには、何も反論などせずに黙って、記録を残していくしかないのです。
苦しんでいる人は、本当に多い
このブログを始めてから、相談されることが多くなったのですが、私は思うところがあります。
「会社に苦しめられて困っているけど、どのようにしたら良いかがわからない。」
こういった相談が来ます。
- 泣き寝入りして辞めてしまう
- 決心して戦う
- 我慢して黙って勤務を続ける
など、色んな選択肢があるかと思います。
しかし、どの方法が正しいということはないと思います。
どの道を選ぼうがその人の人生ですし、間違っていないと思います。
辞めた場合は、今までの行為がトラウマになって傷を背負って生きていかないといけないかもしれません。
また、戦うと決心したとしても人間はなかなか強くなれませんから、途中でダウンしてしまうこともあるかもしれません。
このしんどい状況から抜け出したいと誰もが思っているかと思いますが、楽になることはあまり無いと思います。
戦うにしてもしんどい状況になります。
我慢して絶えながら勤務していくのもしんどいことだと思います。
また、もう我慢できなくて辞めてしまうこともあるかもしれません。
私と同じようにうつ病などの精神疾患になってしまうかもしれません。
次の就職先が決まっているのであれば、その選択肢が一番、楽なのかもしれません。
若ければ、仕事もたくさんあることでしょう。
しかし、年齢も40歳、50歳を超えてしまうと就職先も限られてきます。
それに40歳、50歳まで会社に尽くしてきた訳です。
20代の方たち以上に会社に対して、時間とエネルギーを注いできた訳です。
その人の人生の歴史を会社に踏みにじられてしまう訳です。
だから、若い人より大きく強い思いがあって当然かもしれません。
その思いをムダにしないためにも戦って欲しいのです。
今こそ、立ち上がるときなのかもしれません。
戦うといっても難しいことをする必要はありません。
戦うとなったら難しいのではないかと思う方が多いと思いますが、難しいことはあまりありません。
- 毎日、日記を書き、嫌がらせの詳細を記録する。
- ポケットにICレコーダーを忍び込ませ、パワハラが起きそうであれば、スイッチを入れる。
これらのことを繰り返していくだけです。
それだけで、会社の悪事を証明することが出来ます。
しかし、パワハラや嫌がらせを受け続けなければいけませんので、しんどいとは思います。
気持ちを切り替えて、これは、戦いに勝つための武器を増やしているんだと思うしかありません。
また、ICレコーダーをポケットに忍ばせているだけでも精神的に変わってくるかと思います。
誰もが退職勧奨される可能性がある
会社を辞めて、次の就職先に勤務するようになったとしてもまた同じような苦しみを味わう可能性はゼロではありません。
良い就職先に恵まれたとしたら幸いですが、不景気な世の中ですからわかりません。
たとえ、良い就職先だったとしてもその就職先が一生安泰だとは限りません。
いつ経営が悪化するかわかりません。
常に労働トラブルに遭う可能性は、あるのです。
そういったことを考えると難しくなってきますが会社と戦うというのも人生経験としては良いことなのかもしれません…。
あとは、もうあなたの気持ち次第だと思います。
終身雇用なんていうのは、もはや伝説なのかもしれません。
一生懸命に勉強をして、良い大学に行き、一流の上場企業に就職することが出来たとしてもその会社が潰れることもある時代です。
この様な時代ですから、いつ退職勧奨されるかなんてわかりませんし、誰にでも起こることなのかもしれません。
会社と戦えることもチャンスなのかもしれません
会社と戦うことが出来る今の状況がもしかしたら、チャンスなのかもしれません。
戦って乗り越えることで、誰もが簡単には経験できないことを経験することが出来ます。
誰もが知らないスキルを手にすることが出来るかもしれません。
そう思って、前向きに進んでいくしかありません。
会社と戦って、乗り越えたときには、人生での大きな経験と自信となっていることでしょう。
これから先の人生でもきっと役に立つはずです。
あなたは、絶対に間違っていません。
それを証明するためにも一歩踏み出す勇気を持つことが人生を大きく変える出来事になるかもしれません。
長くなりましたが、今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。