今年もあと少しですね…
今年ももう終わりですね。
気が付いたら12月になっていて、気が付いたらもう12月の29日になっていたという感じです。
今年こそは、社会復帰をするという目標があったのですが、まだもう少しかかりそうです…。
今年もパワハラのニュースが多かったですね。
職場のパワハラについて、まとめた記事あったのでご紹介します。
「アホ」「死ね」暴言に暴力も…ニッポンのパワハラ職場まとめ
12月29日に大納会が行われ、2017年の株式市場が終わった。今年の企業を取り巻くニュースで一番の話題は、パワハラや過労死問題だろう。電通の新入社員、高橋まつりさん=当時(24)=の過労自殺をきっかけに、堰(せき)を切ったように被害者が声を上げ、ネットニュースでも反響を呼んだ。労災認定や企業への是正勧告も相次ぎ、労働基準監督署が労働者を積極的に救おうとする姿勢も見られた。政府は平成30年の通常国会で、「働き方改革」の関連法案の提出を目指すなど、取り組みが本格化する。(社会部 天野健作)
NHKと遺族側が対立
電通に続いて、メディアの過労死が問題になったのはNHK記者の過労死だった。NHKが、平成25年7月に佐戸未和さん=当時(31)=が亡くなったことを公表したのは29年10月。NHKは「遺族側の意向」として4年余り表沙汰にすることを避けてきたが、佐戸さんの両親は「そんな事実はない」と否定し、両者が対立する不幸な事態を招いた。
その後、NHKのケースは、電通と同様の展開を見せる。NHKは12月7日、「働き方改革宣言」を発表。番組のスタジオ収録を30年度から原則午後10時に終了するなどの取り組みを示した。電通も事件発覚後の28年10月、深夜残業を防止するため午後10時から東京本社の全館消灯を始めた。
NHKの改革に対し、佐戸さんの両親は「過労死を発生させたことについて深い反省がなければ、どんな働き方改革も浸透しません」とコメント。電通の高橋さんの母親が「仕事のために命を落とすことがあってはならない」と何度も訴えていることと軌を一にした。
研修中の暴言で、男性が自殺
職場での労働者のストレスは急増している。日頃は表に出ることのないパワハラ事案に対し、労働基準監督署が積極的に労災認定したことも29年の特徴だった。
「何バカなことを考えているの」「いつまで天狗(てんぐ)やっている」
製薬会社の新入社員の男性=当時(22)=は研修中に受けたパワハラに悩んでいた。
男性は25年4月に新入社員研修を受けた。研修では、講師から「悩みをぶちまけろ」と強く要求されたり、男性の吃音を指摘されたりしたことなどから精神疾患を発症。新宿駅のホームから飛び降り、自ら命を絶った。中央労働基準監督署(東京)が29年8月、労災認定したものの、男性の父親(59)は「人格否定のような研修は他の会社でも行われており、警鐘を鳴らしたい」と話した。
「私はつぶされた」と遺書
「私は自殺をします。私は三菱につぶされました」
三菱電機の新入社員の男性=当時(25)=が昨年自殺した。「職場の上司や先輩からのパワハラだ」とする男性の遺書が残されていた。
遺族側によると、男性は大学院の博士前期課程を経て28年4月に入社。研修後に兵庫県尼崎市の製作所に配属された。男性が配属された部署では高いプログラミング技術が求められたが、上司や先輩に質問しても教えてもらえず、非難されたり、ばかにされたりしたという。
男性の両親は、今年9月に会社に対して約1億1800万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴するとともに、労災も申請。三菱側は「人格否定やいじめのような発言をした事実はなかった」などとして訴訟で争っている。
外国人労働者を“使い捨て”
外国人技能実習生を“使い捨ての労働者”とみなす事案もあった。
「アホ」「死ね」
東京都内の建設会社で勤務していたカンボジア国籍の技能実習生の男性(34)は、上司からの暴言を受け鬱病になった。立川労働基準監督署(東京)は29年6月、「上司の言動が業務指導の範囲を逸脱していた」として労災認定した。
男性は上司からの暴力にもおびえていた。いきなりヘルメットを工具で殴られ、ヘルメットはぱっくりと避けるように割れた。現場で作業中に電気のこぎりに巻き込まれ、左手人さし指の先端を切断した際には、社員から「金欲しさにわざと切ったのだろう」などと心ない言葉を吐かれた。
働きながら日本の技術を学ぶ「外国人技能実習制度」は29年11月から、介護職が追加され、利用者は今後も増えるとみられる。
男性は「誰と相談したらいいか悩み苦しんでいた。外国人は労災があることを知らないので、これから働く人も助けてほしい」と訴えた。
◇
■労災認定=仕事中や仕事を原因とした病気やけが、死亡などについて、本人や遺族が申請し、労働基準監督署に労働災害として認定されること。労災として認定されれば、療養補償金などが給付される。過労死の場合は、過労死ラインとされる「月80時間以上」(2~6カ月平均)の残業が一つの基準となる。自殺や精神疾患も労災認定されることが増えている。
■働き方改革=長時間労働の是正と非正規雇用の処遇改善を求める同一労働同一賃金を中心に、労働生産性を引き上げる。29年3月末に実行計画をまとめ、臨時国会で関連法案を審議する予定だったが、衆院解散・総選挙で法案の審議は先送りされ、30年の通常国会になる見込み。
掲載元 : 産経ニュース 2017.12.29 17:00
今年もいろんなパワハラのニュースがありましたね…。
私は、以前から職場でのパワハラが無くなれば良いと思っています。
このブログを始めたときも少しでもパワハラを受けている方のお役に立つことが出来ればと思って始めたところもあります。
私が経験してきたことをブログにすることによって少しでも困っている方の参考になればと今でも思っています。
しかし、職場でのパワハラが簡単には無くならないような気もします。
人間というのは、他人を見下して安心するところがあるようです。
職場での立場が上になると余計に他人を見下してパワハラをしてしまう人が多いように思います。
どんなに勉強が出来て、そして優秀な上場企業に就職したとしてもその職場にはパワハラの加害者もいれば、被害者もいます。
上記のニュースになっているような企業もエリートといわれる方たちが勤めている訳ですから…。
他人を尊重して、きちんとした働き方が出来る職場があれば良いとは思いますが、そのような職場はないようにも思います。
ブラック企業という言葉がありますが、ほとんどの会社が多少なりともブラック企業なのではないかと今では思っています。
真っ白なホワイトなんてあるんでしょうか…?
タバコが体に悪いということでタバコに対する世間の目が変わってきましたが、かなり時間がかかっています。
それと同じように「パワハラ」ということに対して、世間の目が変わっていくにはもう少し時間がかかりそうですね。
しかし、学校での体罰に関しては、かなり世間の目が変わってきたように思います。
私が子供の頃は、先生が平気で子供を殴っていましたし、私も担任の先生にビンタされたり殴られたりした記憶があります。
今では問題になる出来事が当時は多かったように思います。
それと同じように職場でのパワハラに関しても世間の目が早く変わっていくことを願います。
あまり影響力のないブログではありますが、陰からパワハラのない社会になることを願っています。
今年はもう終わりですね。
少し早いですが、いつ更新できるかわからないので書いておきます…。
今年も当ブログに訪問して頂き、ありがとうございました。
来年もまた宜しくお願い致します。