明るい未来が見えません
明るい未来が見えません
このセリフ、聞いたことありますか?
新日本プロレスのリング上で某選手が発したセリフです。
「2002年2月1日 北海道立総合体育センターで、猪木が新日本の現状を問うた俗に言う猪木問答のさい、鈴木は「僕には自分の明るい未来が見えません!」と答え、観客の失笑を買った。猪木からも「自分(てめぇ)で見つけろ」とあしらわれ、それ以来、迷セリフとしてしばしばネタにされる。ただしその場に居た蝶野正洋からは「ナイスコメント」と評価されたという。」(Wikipediaより)
私は、プロレスが好きなんですが、このセリフがたまに頭の中に浮かびます。
このセリフは、新日本プロレスが低迷している時代に某選手が発したのですが、私も退職勧奨をされてから、このセリフが頭の中に浮かぶようになりました。
本当に何も考えられない状況に陥ったときに「明るい未来が見えません」と言いたくなるのですが、私は、このセリフは、なかなかの名言だと思っています。
現在、私は退職勧奨されてから、時間も経っていますので、「明るい未来が見えません」という心境ではありません。
色々と時間の経過とともに色んなことを考え、そして色んな面で精神的に逞しくなったかなぁと思う部分もあります。
しかし、実際には、退職勧奨をされてから、嫌がらせは増しているし、状況が良くなったわけではありません。
精神的に辛い状況にあるのは、何も変わっていません。
この後の人生がどうなるかわからないし、40歳を過ぎて、無職になってしまうかもしれない恐怖は常にある訳です。
ワンマン経営者の中では、「金を払っているから何をしても良い」くらいに思っているのかもしれませんが、それはワンマン経営者の小さな世界の中でのルールであって、世間で通用するルールではありません。
世の中に通用するルールではないということを身を持ってわかってもらわないといけないと思っています。
私が辞めることになったとしても第二、第三の犠牲者を出さないためにも何かしらの課題を提示しないといけないと思っています。
労働者と使用者の関係というのは、永遠のテーマかもしれません。
立場が違うわけですから、同じ目線になることもないのかもしれませんが、労働者には労働者のプライドがあることを理解してもらわないといけません。
「気に入らない」という理由だけで、好き勝手することが出来たら、おちおち働いてられません。
そういったことにならないように労働者は法律で守られています。
本当の決着の場は、職場ではないのです。
日本に住む限りは、日本の法律を守らないといけません。
金を払っているからといって、治外法権になる訳ではありません。
そういったことを考えながら、最近は過ごしています。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。