お見舞い
今日は、同級生のお見舞いに行ってきました。
小学校、中学校、高校と仲の良かった友達なんですが、入院して手術をしたんです。
その同級生は、私が退職勧奨をされたときから、いつも心配してくれていて、私も随分と助けられました。
会社内で孤立させられ、孤独な日々を過ごしていた時期も励ましてくれました。
会社内の人間関係は、どうしても仕事上の付き合いになり、立場上の立場も含めた関係になってしまいますが、同級生は違いますからね。
仕事上の立場なんか関係なく人間対人間で付き合うことが出来るので、ありがたいですよね。
当時は、私の置かれている状況を聞いて、共感してくれ、励ましてくれました。
その言葉がすごく私の力になりました。
会社内の人間関係は、どうしても社長の管理下にありますから、社長が「孤立させろ!」と言えば、ほとんどの人が従います。
給料をもらっているから仕方ないのかもしれませんが、そんなのは業務命令ではないですよね。
誰も「おかしい」、「間違っている」などと言える人間がいないのが悲しい現実ですし、社長のワンマンを勢い付かせているのでしょう。
私は、そんな状況で人間不信にもなりましたし、今でも以前より冷めた考えになっているところはどうしてもあります。
今回の私の騒動で人間の本質を勉強させられたように思います。
そんな状況だったので余計に同級生の有り難みがわかりました。
人間の冷酷さ、残忍さがわかったと同時に人間の暖かみや有り難みがわかりました。
本当の付き合い、上辺だけの付き合いが身を持って実感出来ました。
私が勤めていた職場でも元同僚から連絡が来ることがあります。
私が辛い状況だったときに力になってくれた数少ない元同僚からの連絡は嬉しいもんです。
中には会社と一緒になって、私をいじめていた元同僚から連絡が来ることもありますが、それでも嬉しいもんです。
しかし、そういった元同僚からの連絡は、「いじめられているからどうしたら良いか?」という相談が多いですね。
私が会社と戦っていたのを知っているから、連絡してくるんだと思いますが、皮肉な現実です。
やはり、ブラック企業はいつまで経ってもブラック企業なのかもしれません。
ちなみに今年に入ってからも数名の社員が無理矢理に辞めさせられていますし、パワハラ、モラハラ、マタハラの被害に遭っている方は、たくさんいます。
話を聞いていたら、戦えば良いのに…、なんて思ってしまいますが、会社と戦うとなれば、余計に辛い状況になるので勧めることはありません。
しかし、出来る限りのアドバイスはします。
同じような苦しみをする人が少しでも減らすことが出来ればと常に思います。
私の妻は「そんな人に優しくすることない」と怒っていますが、その元同僚にしても仕方なく私をいじめていたと思いますし、断ったらパワハラの標的にされてしまうと思って怖かったんでしょう。
人間はみんな弱いもんだし、みんな自分の身が一番可愛い訳ですからね。
意地になって会社と戦い、私のように体調を崩してしまったら、大変ですからね。
どんな状況でも困っている人がいれば、何か力になりたい。
相手が欲して、私が出来ることがあるのなら応えたい。
私は、そう思って生きてきましたし、それは今後も変えれない。
今日の同級生のお見舞いも私が孤独で苦しんでいるときに助けてくれた相手だからこそ、余計に何かあったときには力になりたい。
私がお見舞いに行って何かが変わる訳ではないのかもしれませんが、少しでも何か出来ればと思い出かけました。
私自身も体調が良くないので、妻に付き添ってもらいお見舞いに行きました。
今日は、薬のお陰もあるのか少し気分が良かったですからね。
それにしても私も同級生も気が付けば、もう40代。
同級生に会うと高校時代の気持ちになり若い気持ちになりますが、はっきり言って「おっさん」です。
「おっさん」になってくると少しずつ体の不調が出てくるんでしょうね。
体を悪くしたという話をちらほら聞きます。
これから、50代、60代と年齢を重ねていくとそういった話を聞くことも増えるでしょう。
高校時代は、何の心配もなく、明るい未来を信じて希望に満ち溢れていましたが、いつの間にか「おっさん」になってしまいました。
私の両親は、まだ健在ですから、ありがたいことですが、両親と同年代の方々で亡くなったとか癌になったなどの話も聞くことが増えました。
テレビを見ていて亡くなった芸能人などもそんな年代ですからね。
段々と年齢を重ねて、見える景色が変わってきたのを実感しつつあります。
これから、もっと変わっていくのでしょう。
そんな年代に無職になってしまった私は辛いもんです。
将来を考えると不安になります。
話が逸れてしまいましが、私の同級生は腰を痛めてしまい手術をしました。
手術は成功して問題ないそうですが、少しずつ体が壊れ始める年代でもあるのかもしれませんね。
歳を取ってから、歩けなくなったりしたら大変ですからね。
手術が無事に済んで何よりです。
40代になろうが、これから先、どんどん年齢を重ねても付き合っていける仲間というのは素晴らしいと思います。
だからこそ、大事にしていきたい。
人間対人間で付き合える関係はありがたいですね。
そんなことを考えた1日でした。
今回は、ここまでにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。