千葉へ
現在、妻の実家のある千葉へ帰省中です…。
妻の母親が認知症になり具合も悪いので、都合が付いたときは妻と2人で千葉へ行ってます。
認知症は、日によって状態が違うようですが、今回は、あまり私たちのことがわかっていないようなところもあり、寂しく感じました。
話は変わりますが、私の父親も2年ちょっと前に亡くなりました。
私たち夫婦もだんだんと親族が亡くなるという経験をするようになってきました。
こういう経験をするたびに年齢を重ねてきているのを実感します。
また、私自身も健康診断での要検査の項目も増えてきました。
若いつもりではいるのですが、人生の折り返し地点を超えたことをますます実感しています。
人生、本当に何があるかわかりません…。
ここからは、千葉の話からかなり離れてしまいますが、少し過去のお話をさせて頂きます…(^^;)
退職勧奨される前まで、順風満帆な人生で…みたいに思っていた時期もありました。
そんな順風満帆と思っていた人生が急に転落していくことなんて考えてもいませんでした。
退職勧奨された当時、私は職場のほとんどの人たちから無視をされました。
パワハラ社長の指示というかコントロールの結果だったのですが…。
やはり、人間関係というのは大事です。
人間というのは、機械ではありません…。
心のある生き物なんだとすごく実感しました。
社長に人間関係を壊され、そして、心を潰されました…。
心を潰されることによって、生きる希望を失うこともあります。
「なんのために生きているんだろう…」などと考えていた時期もありました。
それは、やはり、元の順風満帆な状態に戻りたいという気持ちがあったからだと思う。
そして、元の状態にもう戻れないという絶望感から、生きる希望を失ったんだと思う。
その絶望感が何日か続いたとき、ふと思ったことがありました。
もう元に戻らないのであれば、戦おう!
そう思ってからは、気持ちが少しずつ変わってきました。
相変わらず、会社ではサンドバッグ状態で打たれ続けましたが、それをいかに証明するか…
その証明をするために会社に通っていたところもあります。
私が会社と戦うにあたって、最も重視していたのがその「証明する」という所です!
当時、精神的にギリギリのラインで通勤していました。
会社と戦うという場合、大事なのは、やり返すことではありません。
いかに武器を揃えるか…
武器というのは、つまり証拠です…。
やり返す必要なんかは全くなくて、どれだけ惨めな目に遭おうが、それで良いのです。
そのことを第三者に証明できることが出来れば、それが大きな武器になります。
例えばですが…
こちらが「パワハラをされた」と言っても会社側が「していない」と言えば、水掛け論になってしまいます。
第三者からすれば、どちらが本当のことを言ってるかなんてわかりません。
しかし、そのパワハラをされた状況を録音なり、録画なりして、誰が見ても明らかに状況が説明できるように出来れば…
会社は、反論することが出来なくなり、こちらが言ってることが本当だと証明することが出来ます。
証拠がないと証明できない…
結局、証拠がないことによって、こちらの訴えが信じてもらえなくなる…。
それは、ものすごく辛いことです…。
ただ、精神的にギリギリの状況でそのようなことをするというのは、本当に大変です…。
もし、録音や録画をしていることが会社にバレたりしたら、どうなるかわかりません…。
かなり慎重な行動が要求されます…。
慎重に計画性を持って、行動するようにします。
録音するためのボイスレコーダーをポケットに入れて、気づかれないようにスイッチを入れる練習までしました…。
録画するためのカメラを設置して、どんな感じで撮影されるのか何回も確認しました。
なんのために会社に行ってるのか…?
今、考えると訳わかりませんね(笑)
なんでも良いから証拠を確保するために会社に行く…
幸い…私の場合は、仕事を取り上げられ、一人部屋に入れられていたので「一人作戦会議」をする時間はたくさんありました。
また会社側も少し安易だったと思うのは、仕事の指示などを書面でしてきたのです。
会社側というか社長なんですが、録音されたりするのはマズいと思っていたようで、メモみたいな紙に仕事の指示を書いて渡してきました。
朝、会社に行くと「社長が仕事の指示を手書きした紙」が机の上に置いてあるんです…。
仕事の指示というか、仕事を取り上げられていったのですが…
ですから、そういった書面は全て保管しました。
阿保みたいな話ですが、小さい会社だったので気付く人がいなかったんでしょうね…。
その他にも大事なもの…
タイムカード、給与明細、出勤簿など、記録として残せる物は、全て残しておきます。
長時間労働などがあった場合は、必ず証明することが出来るようにします。
あと、日記などは必ず付けるようにして、何があったか記録しておきます。
会社側は、思い付きで嫌がらせをやっているので、○月○日に何をしたかなんて記録していません。
そういう意味では、日記やちょっとしたメモなどでも記録して残しておけば、こちらの信ぴょう性が増します。
最後には、もう気力も無くなりました…
今まで書いてきたように証拠(武器)を確保するために通勤していましたが、嫌がらせを続けられている訳ですから、精神的な負担はかなりありました。
ギリギリの状態で通勤していた訳ですが、最終的にはもう会社に行けない状態にまでなり、そのまま休職してしまいました。
その当時、ずっと仕事人間だったので家族と接する時間は少なかったんです。
子供のことも妻に任せっきりでした…。
しかし、休職してからは、家族といる時間が増えました。
私自身は、精神的に辛かったのであまり何も出来ませんでしたが、家族は色んなことをしてくれました。
あれだけ会社に時間も気持ちも費やしてきたのに何も残らなかった…
人間関係でも苦労させられた…
しかし、家族は違いました…
本当に大事にしないといけない人間関係がそこにはありました…
今は思います…
なぜ、あんなに会社に対して一生懸命になっていたんだろう…
そんな必要はなかったのに…
だから、私は千葉へ行く…
話を千葉に戻します…。
千葉に来るのは、今年だけで4回目です…。
以前の私だったら、仕事があるので無理などと言って、妻に任せて千葉に行ってません…。
しかし、今は違います…
大事にしたいものが変わりました。
千葉へ行ったからといって、妻の母親の状態が良くなる訳ではありません。
しかも認知症でわかっていない可能性もあります…。
しかし、私は千葉へ行きます…
これからも千葉へ通うでしょう…
大事なもののために…
最後に…
という訳で、久しぶりに投稿だったのに…いきなり長い文章を書いてしましました。
なんだか、千葉へ来ていることを書こうと思っていたら、どんどん書いてしまいました。
少しでも何か感じて頂けたら幸いです…(^^;)